「過去を悔やむ暇はない」5つの言葉でひもとくビル・ゲイツの情熱の源泉
(画像=Dilok/stock.adobe.com)

(本記事は、リサ・ロガク氏 (編集)、ニシカワチサ氏(翻訳)の著書『ビル・ゲイツの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実』=文響社、2023年3月9日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

全力で取り組め

全力で取り組めば、なんだってできる。

ーーーージェームズ・ウォレス、ジム・エリクソン共著『Hard Drive』 1992年


I can do anything I put my mind to.

一度決断したら

過去を悔やんでいる暇などありません。もう決断したのなら、迷いは一切捨て去るべきなのです。
(中略)覚悟を決めて前向きな姿勢で取り組むことこそ、うまくやるために欠かせない要素なのです。

ーーーー『フォーブス』誌 1994年2月28日


I don’t waste much time ruing the past. I made my decision, and the way to do it best is, once you make it, you just don’t waver at all.... Being hardcore and forward looking about what you do is a necessary element of doing it well.

最大の学習資源とは

あなたの製品にまったく満足していない顧客こそ、最大の学習資源なのだ。

ーーーー『Business @ the Speedof Thought』 1999年


Your most unhappy customers are your greatest source of learning.

追求すべきこと

いつだって私は、自分が間違ったことについて徹底的に追求してきた。私たちはうまくいったことをあまりふり返ったりはしない。だがうまくいかなかったことについては、容赦しないのだ。

ーーーーH. W. ブランズ著『Masters of Enterprise』 1999年


I’ve always been hardcore about looking at what we did wrong. We’re not known for reflecting back on the things that went well. We can be pretty brutal about the parts that don’t do well.

私の脳の中

私の脳の中をのぞいてみれば、ソフトウェアが詰まっていることが分かるだろう。
ソフトウェアの魔法と、ソフトウェアへの信頼でいっぱいなんだ。
これは今後も変わることはない。

ーーーー「D:All Things Digital」カンファレンス第5回にて 2007年5月30日


If you look inside my brain, it’s filled with software and, you know, the magic of software and the belief in software and that’s not going to change.

ビル・ゲイツの生声 本人自らの発言だからこそ見える真実
リサ・ロガク【編】
ニューヨークタイムズのベストセラー作家。40冊以上の本と何百もの新聞や雑誌の記事を執筆。
ニューハンプシャー在住。
ニシカワチサ【訳】
1984年、広島県生まれ。東京農業大学卒業。ノンフィクションからゲームシナリオ、映像資料などの翻訳を手がける。訳書に『1日5分呼吸を描くと心が落ち着く』(小社) 、『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』(花束書房)、『世界は女性が変えてきた:夢をつないだ84人の勇者たち』『自分のこころとうまく付き合う方法』(ともに東京書籍)、『THE IMPOSSIBLE CLIMB アレックス・オノルドのフリーソロ』、『ALL BLACKS 勝者の系譜』(ともに東洋館出版社)などがある。

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