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(画像=somchai/stock.adobe.com)
(本記事は、菅原 大地氏の著書『ゴルフでラウンドする前に必ず読む本 IDゴルフの参考書』=KADOKAWA、2021年8月26日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
Q7 ティーショットを右の林に入れてしまった。木と木の間に低い球を打てればグリーン方向も狙える状況、どうする?
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- 状況
- 前半の5番ホール。ピンまでの距離は残り140ヤード。ライは、芝ではなく土(ベアグラウンド)。
A7 初級レベル
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「迷わず左のフェアウェイに出す」が理想の解答になります。低い球、そして木と木の間に通すショット、どちらもうまくいく可能性は極めて低いでしょう。仮にうまく打てたとしても、グリーン手前はバンカー、奥もバンカーという「縦幅」がわずかしかない状況でグリーンに乗せるのは至難の技。ここは素直にすぐ横のフェアウェイに出す選択肢がいいといえるでしょう。
- 菅原大地の攻略ノート
- 問題文の状況説明にあった「前半の5番ホール」がキーポイント。ここで無茶をして、その日一日を台なしにするのはあまりにもったいなく、この状況ならボギーかダブルボギーでいいと切り替えることが重要!
A7 中上級レベル
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「フェアウェイに出して刻む」が理想の解答になります。ピンポジションによっては狙ってもいいですが、失敗の代償は高くつき、次ホール以降のプレーに響きます。例えばピン位置がグリーン右サイドであれば、乗せられる可能性が高くなりますが、低い球で、かつグリーン上で止めるのはとても難しいこと。そこでここは、“攻め” の刻みで、3打目のショットと4打目のパーパットに全集中したほうが後々のプレーにいい形でつなげられるでしょう。
- ワンポイントアドバイス
- 前半から交感神経が高まるようなチャレンジをすると、後半で体力と集中力が持たずに崩れていくので注意しましょう。
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菅原 大地
1989年生まれ。プルーフコーポレーション所属。日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級、ジュニア指導員。19歳でゴルフを始め、わずか4年でティーチングプロ試験に合格。横浜の練習場・ハンズゴルフクラブを中心にレッスンをおこない、丁寧でわかりやすい指導と、独自の理論や練習法によって4歳~80歳代まで老若男女問わず数多くのゴルファーを上達へと導く。個人レッスンは満員、スクールのキャンセル待ちは1年以上と絶大な人気を誇るティーチングプロに成長。YouTubeチャンネル『DaichiゴルフTV』は登録者数30万人超。
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『ゴルフでラウンドする前に必ず読む本 IDゴルフの参考書』