ゴルフでラウンドする前に必ず読む本 IDゴルフの参考書
(画像=Daxiao Productions/stock.adobe.com)

(本記事は、菅原 大地氏の著書『ゴルフでラウンドする前に必ず読む本 IDゴルフの参考書』=KADOKAWA、2021年8月26日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

フェアウェイバンカー

バンカーといっても、実は大きく分けて2種類のバンカーが存在します。ひとつは、フェアウェイの横などに置かれている「フェアウェイバンカー」。もうひとつは、グリーン周りに設置されている「ガードバンカー」です。グリーンに近いガードバンカーでは、アゴ(バンカーの壁)が高くなっており、距離を抑えつつボールを上げる打ち方が必要になります。一方、フェアウェイバンカーは、グリーンまでの距離があるため、距離を出していく打ち方が求められます。ここでは2種類のバンカーごとの打ち方を解説していきます。

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菅原大地の攻略ノート
クラブを使ってアゴの高さを把握すれば、最適なクラブが見つかり、特殊な打ち方をせずに脱出できる!

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写真のようにボールの近くにフェース面を上に向けてクラブを置く。シャフトの傾き=ボールの打ち出し角度なので、それをアゴの高さと比較すれば最適なクラブが選べる
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ガードバンカー

グリーン周りのバンカーでは、ボールを直接打つ感覚はなく、ボールの手前にダフらせることが基本です。砂を爆発させた勢いでボールを出す(飛ばす)ため、「エクスプロージョンショット」といわれます。

意識すべきは、地面の固さと砂の厚み。構える足が沈む感覚があるなら、砂が柔らかいということ。砂が柔らかいバンカーはクラブが刺さりやすく、抜けづらい特徴があります。一方、砂が固くて締まっている場合は、クラブは砂に潜らず弾かれる可能性があります。砂の状態でクラブの入れ方(打ち方)が異なるため、ここでそれぞれの打ち方を覚えましょう。

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アゴの高さが低ければ、無理にウェッジを使わずにパターで確実に一発脱出を狙うのもひとつの戦法!

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菅原 大地
1989年生まれ。プルーフコーポレーション所属。日本プロゴルフ協会ティーチングプロA級、ジュニア指導員。19歳でゴルフを始め、わずか4年でティーチングプロ試験に合格。横浜の練習場・ハンズゴルフクラブを中心にレッスンをおこない、丁寧でわかりやすい指導と、独自の理論や練習法によって4歳~80歳代まで老若男女問わず数多くのゴルファーを上達へと導く。個人レッスンは満員、スクールのキャンセル待ちは1年以上と絶大な人気を誇るティーチングプロに成長。YouTubeチャンネル『DaichiゴルフTV』は登録者数30万人超。

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