東京一番フーズ,寿し常,事業承継,事業譲渡,子会社化,株式譲渡
(画像=PIXTA)

株式会社東京一番フーズ(3067)は、株式会社寿し常の全株式を譲受けるとともに連結対象となる完全子会社化をしたうえで、寿し常が、株式会社豊田(東京都豊島区)の運営する寿司店舗運営事業及び付帯事業の一部に関する事業を譲受けるために、豊田との間で事業譲渡契約を締結することを決定した。

東京一番フーズおよびグループは、飲食事業を起点に、卸売事業、養殖事業、加工事業を垂直的に展開する6次産業化を推進している。また、水産物のサプライ・チェーン・マネジメント(SCM)力のある総合水産企業の展開を目指している。

豊田は、寿司店舗チェーン「寿し常」をはじめとする飲食店を首都圏に26店舗の運営している。

本件により、東京一番フーズは、子会社である株式会社長崎ファーム(東京都江東区)の「平戸極海一番本まぐろ」などをはじめとする平戸養殖場のブランド魚、連携する漁業生産者等の水産物、自社グループ・連携先の水産加工品等の出口戦略を強固にすると同時に、水産物の調達力を高め、水産物のSCM力を強化する。また、自社グループ各業態へのより最適な品揃えとジャスト・イン・タイム物流を可能とし、各業態の競争力強化を図り、グループ外の飲食業者への水産物販売やWEB店舗等での販売を促進する。
(提供:日本M&Aセンター

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