終わりに

本記事で述べたように、所有と経営の分離を進めると、経営の効率化や資金調達のしやすさなどのさまざまなメリットが受けられます。しかし、意思決定のスピードは低下し、株主と対立するかもしれないリスクには、十分に注意しておかなければなりません。

このように、所有と経営の分離を進めて行く方が良いかどうかは、会社の状態や何を望むかによって異なります。そのため、所有と経営の分離を検討する際には専門家などに相談し、アドバイスなどを受けたうえでどうすべきかを判断した方が良いでしょう。

日本M&Aセンターは1991年の創業以来、数多くのM&A・事業承継をご支援しています。中小企業のM&Aに精通した専任チームが、お客様のM&A成約まで伴走します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。

著者

M&A マガジン編集部 M&A マガジン編集部

日本M&Aセンター

M&Aマガジンは「M&A・事業承継に関する情報を、正しく・わかりやすく発信するメディア」です。中堅・中小企業経営者の課題に寄り添い、価値あるコンテンツをお届けしていきます。