昭和産業,三井物産,子会社化,株式取得
(画像=baibaz/stock.adobe.com)

昭和産業株式会社(2004)は、三井物産株式会社(8031)との間で、三井物産の連結子会社であるサンエイ糖化株式会社(愛知県知多市)の発行済全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。
取得価額は、15,000百万円。

食品製造業界のM&A

昭和産業は、小麦粉、植物油、糖化製品、二次加工食品などの製造販売、配合飼料の販売、倉庫業、不動産の賃貸業を展開している。

三井物産は、鉄鋼製品、金属資源、エネルギー、プロジェクト、モビリティ、化学品、食料、流通事業、ヘルスケア・サービス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントなど多角的に展開している。

サンエイ糖化は、糖化品や乳酸菌の製造販売を行っている。

本件M&Aにより、昭和産業は、国内での安定供給体制を一層強固なものとし、更なる生産性の向上を図る。
また、サンエイ糖化と販売チャネルや原料調達力、技術力、研究開発力、マーケティング機能等を融合することで、事業間シナジーの追及と様々な分野でのオープンイノベーションを推進し、新たな価値の創出を目指す。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2020年10月1日
(提供:日本M&Aセンター

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