味の素、米子会社の味の素アルテアを米Packaging Coordinatorsに売却

味の素株式会社(2802)は、同社が 100%保有する医薬品無菌充填の受託会社である味の素アルテア社(米国 カリフォルニア州)の株式の全てをPackaging Coordinators Inc.(以下「PCI社」)に譲渡することを決議し、PCI社との間で株式譲渡契約を締結した。

味の素アルテア社は、味の素バイオファーマサービスの一部として、臨床ステージから商業ステージに至るまで、医薬品の無菌充填製剤化サービス事業を展開している。

PCI 社は、医薬品の開発及び製造、臨床試験、薬物配送サービス、商業用包装を行っている。

株式の譲渡の理由

味の素は本件取引により、味の素アルテア社とPCI社の事業領域や強みを背景に、今後は味の素アルテア社がPCI社傘下で成長を継続することが顧客に提供する価値の最大化につながるものと判断した。

譲渡価額及び所有株式の状況

(1) 異動前の所有株式数: 100株(議決権所有割合:100%)
(2) 譲渡株式数: 100株(議決権所有割合:100%)
(3) 譲渡価額: 約20百万ドル(注1)
(4) 異動後の所有株式数: 0株 (議決権所有割合:0.0%)
(注1)本株式譲渡契約に定める本件取引実行時の価格調整を実施した金額となる予定。

日程

株式譲渡実行日: 2025年5月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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