ネスレ日本は、一部の飲料製品と菓子製品の価格改定ならびに内容量変更を実施する。実施日は、2月1日からと3月1日からで製品により開始時期が異なる。
飲料製品では、80品を内容量を変更せずに2月1日から価格改定する。そのうち、レギュラーソリュブルコーヒー製品は9品が対象で、たとえば「ネスカフェ エクセラ 40g」は、475円から新価格は570円になり、「ネスカフェ ゴールドブレンド 50g」が487円から548円となる(価格はいずれも税込)。改定率は約13~20%。
ネスカフェ ドルチェ グスト専用カプセルは44品が対象で、「ネスカフェ ドルチェ グスト モーニングブレンド XL 12P」は、969円から1034円となる。改定率は約7%。スティックミックス製品は8品あり、「ネスカフェ ふわラテ 26P」は608円から722円となる。改定率は約19%。
一方、菓子製品は、7品の内容量を3月1日から変更する。そのうち「キットカット」は、13枚入りを11枚入りにし、「キットカット オトナの甘さ」は12枚入りを10枚入りにする。1枚当たりの改定率は10~20%。
菓子製品で内容量を変更せず価格改定するのは14品あり、3月1日から実施する。「キットカット 鉄分補給 with ミロ 10枚」は、729円が777円になる。また、「キットカット 田丸屋本店わさび味 10枚」は、972円から1166円になる。
ネスレ日本は、価格改定の理由について、長期的な円安傾向に加えて原料価格の高騰が続く中、可能な限りのコスト削減に取り組み対応してきたものの、企業努力で吸収することが困難な状況であるため、価格改定を実施することにしたという。
ネスレ日本は、「今後も引き続き、コスト削減に取り組むとともに、高品質で手軽に楽しめるおいしい製品をお届けしてまいります」などとしている。
上記以外に価格改定する主な商品は以下の通り。
内容量を変更せずに2月1日から価格改定するレギュラーコーヒー製品は11品で、「スターバックス レギュラーコーヒー 粉 カフェベロナ 140g」は969円が1077円になる。改定率は約6%~11%。ボトルコーヒー製品は8品あり、「ネスカフェ ボトルコーヒー 甘さひかえめ 900mlPET」は194円から248円になる。改定率は約21~28%。
内容量を変更する飲料製品は16品で、3月1日から変更する。そのうち、レギュラーソリュブルコーヒー製品は3品で、「ネスカフェ ゴールドブレンド スティックブラック」は、内容量が22本から20本になる。改定率は約10~20%。スティックミックス製品は5品あり、「ネスカフェ ホイップタイム カフェラテ」は、内容量が7本から6本になる。改定率は約17~20%。ポーション製品は4品あり、「ネスカフェ ゴールドブレンド ポーション 甘さひかえめ」は、内容量が8個から7個になる。改定率は約11~14%。レギュラーコーヒー製品は4品で、「スターバックス レギュラーコーヒー 粉 ハウス ブレンド」が160gから140gになる。改定率は約14%。
内容量を減らして価格改定する飲料製品は12品あり、3月1日から実施する。そのうちレギュラーソリュブルコーヒー製品は4品で、「ネスカフェ エクセラ」は、170gから150gになり、価格も1293円から1617円になる。改定率は1gあたり約35~78%。スティックミックス製品は4品。「ネスカフェ エクセラ スティックコーヒー」は内容量を28本から22本にし、価格は538円から624円になる。改定率は1本あたり約42~48%。レギュラーコーヒー製品も4品で、「スターバックス オリガミ パーソナルドリップコーヒー ハウスブレンド」は5袋から4袋にし、価格は678円から645円となる。
菓子で内容量を減らし、価格改定を行うのは1品あり、3月1日から実施する。「キットカット カカオ 72%」で12枚入りから10枚入りにし、価格は648円から777円となる。
さらに、菓子で内容量を増やして価格を改定するのは3品あり、3月1日から実施する。「キットカット 日本酒 満寿泉」は、9枚入りを10枚入りにし、972円から1296円にする。1枚当たりの改定率は20%となっている。