食品産業新聞社
(画像=食品産業新聞社)

(株)ニップン(前鶴俊哉社長)は9月26日、(株)畑中食品(鹿児島県出水市平和町1027、畑中宗洋社長、資本金1,000万円)の連結子会社化を発表した。ニップンが畑中食品の第三者割当増資を引き受ける。契約締結は10月1日、引受日は2025年4月1日の予定で、取得価額は60億円。引受日が来年度のため、2025年3月期の連結業績に与える影響はなく、翌連結会計年度に反映させる予定だ。「冷凍食品事業の成長をますます加速させることで、中期目標達成をより確実なものとしていく」(ニップン)。

畑中食品は1981年に設立された冷凍食品の製造販売業者。ホームページによると、従業員数はグループ全体で300人。なお、ニップンは同社へ冷凍食品の製造委託を行っている。

〈米麦日報2024年9月27日付〉