あなたは速読に向いてる？　右脳型・左脳型のセルフチェック法

(画像=KotoAmatsukami/stock.adobe.com)

(本記事は、川村 明宏氏、川村 真矢氏の著書『驚異の「速脳速読」トレーニング』＝日本実業出版社、2023年3月17日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

あなたは左脳型？ それとも右脳型？

第2章では、自分の今の状態をより深く把握し、速脳速読に慣れるための軽いトレーニングを行ないます。

まず、自分が右脳型（情報を並列処理している）か、左脳型（情報を直列処理している）か、簡単な自己診断法を紹介します。

ちなみに、トレーニングの効果をより速くあげられるのは右脳型です。

右脳型（並列処理型）か左脳型（直列処理型）かわかる自己診断法

①あなたの方向感覚は確かですか？
② あなたは、はじめてすれ違った人の容姿を、5分か10分後に明確に脳裏に思い浮かべることができますか？
③ テレビや新聞でよく見かけるスポーツ選手の姿を脳裏に思い描き、その人物の動きや服装を、想像で変更することができますか？ プロ野球選手なら、バットをスイングさせたり、違う球団のユニフォーム姿にすることができますか？
④ 目を開けたままの状態で、目の前に③のスポーツ選手の姿をハッキリと再現することができますか？ 自分の意思で幻影をつくり出すことができますか？

①から④の質問に、1つでも「はい」と答えることができた人は、右脳型と言えます。

また、ここに紹介した診断法では、①から④へと数字が増えるにしたがって、より右脳型の要素が強くなっています。しかし、すべての項目が「はい」でないと（つまり、右脳型でないと）、速脳速読を習得できないかというと、決してそんなことはないので心配は無用です。たとえ全部当てはまらなかったとしても、少し時間がかかるかもしれませんが、必ず能力はアップします。

Point

右脳型の要素がなくてもトレーニングで鍛えることは可能

川村明宏(かわむら・あきひろ)

速読術・速脳術・多分野学習法などの開発創始者。ジョイント式速読術を開発し、日本ではじめてパソコンを利用した速読トレーニングを提供開始。全国に速読教室を展開し日本国内では少なくとも50万人以上の受講生に川村式ジョイント速読を教え能力向上を実現。
1978年から40年以上にわたり速脳、速読トレーニングの研究開発を行っており、ベストセラー「頭がよくなる速読術」など関連著書は100冊以上。NintendoDS、ソニーのゲームソフトも多数。海外での普及及び、提携活動も行ない、eyeQ(英語版 速脳速読)は現在アメリカ国内シェアNo.1となっている。米国公私立学校では2000校以上が導入。新日本速読研究会会長、川村速脳開発協会(旧・速脳研究会)名誉会長。

川村真矢(かわむら・しんや)

小学生の頃より川村式ジョイント速読法の訓練を受ける。長年、速読講師を務め、本部教室の運営から関東圏カルチャーセンターでの講義、団体向けセミナー等を統括。その後、速読メソッドを応用した英語速読、認知症予防プログラムの開発に携わる。
新日本速読研究会・速脳研究会・海外事業の運営管理を行う株式会社インフィニティ代表取締役社長。SOKUNOUの新技術開発やビッグデータ検証による効果的な学習システムの改善に取り組む。

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