飛ばし読みではない 読書速度が上がる速脳速読とは
(画像=Alina/stock.adobe.com)

(本記事は、川村 明宏氏、川村 真矢氏の著書『驚異の「速脳速読」トレーニング』=日本実業出版社、2023年3月17日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

速脳速読の効果❶膨大な量を処理できるようになる

第1章では速脳速読メソッドを正確に理解していただくため、最低限必要な知識をご紹介します。

まず、速脳速読とは文章情報を速く、そして正確に読み取る能力です。

いわゆる〝飛ばし読み〟〝斜め読み〟とはまったく異なるものである、ということを最初に理解してください。

速脳速読では読書速度が速くなります。

飛ばし読み、斜め読みはその字が表すがごとく、ページを斜めに読んでいったり、太字や目立つ漢字だけ読んでいったりするため、当然、内容の理解度としては浅くなります。内容理解を犠牲にして、とにかくスピードを上げたのが飛ばし読みや斜め読みです。

しかし速脳速読では内容の理解度はそれまで通りのままです。

本に書いてある内容は、最初から最後まで順に読んでいきます。

ただ、読書スピードが通常よりアップするだけであり、それに伴って、記憶する量が格段に増えるのです。

だからこそ、速脳速読を正しく身につけることで、同じ時間で、これまでの数倍の量の読書や学習ができるようになります。

仕事で大量の情報処理や膨大な資料のまとめなどを行なわなければいけない人の場合も、その処理スピードがアップし、作業時間を従来の数分の一にすることも可能になります。

Point
速脳速読で、内容の理解度は保ちつつ大量に読めるようになる
驚異の「速脳速読」トレーニング
川村明宏(かわむら・あきひろ)
速読術・速脳術・多分野学習法などの開発創始者。ジョイント式速読術を開発し、日本ではじめてパソコンを利用した速読トレーニングを提供開始。全国に速読教室を展開し日本国内では少なくとも50万人以上の受講生に川村式ジョイント速読を教え能力向上を実現。
1978年から40年以上にわたり速脳、速読トレーニングの研究開発を行っており、ベストセラー「頭がよくなる速読術」など関連著書は100冊以上。NintendoDS、ソニーのゲームソフトも多数。海外での普及及び、提携活動も行ない、eyeQ(英語版 速脳速読)は現在アメリカ国内シェアNo.1となっている。米国公私立学校では2000校以上が導入。新日本速読研究会会長、川村速脳開発協会(旧・速脳研究会)名誉会長。
川村真矢(かわむら・しんや)
小学生の頃より川村式ジョイント速読法の訓練を受ける。長年、速読講師を務め、本部教室の運営から関東圏カルチャーセンターでの講義、団体向けセミナー等を統括。その後、速読メソッドを応用した英語速読、認知症予防プログラムの開発に携わる。
新日本速読研究会・速脳研究会・海外事業の運営管理を行う株式会社インフィニティ代表取締役社長。SOKUNOUの新技術開発やビッグデータ検証による効果的な学習システムの改善に取り組む。

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