誰でも速読可能に? 世界中の人々が実践した3つの訓練
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(本記事は、川村 明宏氏、川村 真矢氏の著書『驚異の「速脳速読」トレーニング』=日本実業出版社、2023年3月17日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)

3つのポイントを踏まえた訓練で誰でも数倍以上の能力アップが可能

速脳速読メソッドでは、次の3つのポイントを踏まえた訓練を行ないます。

1. 文字を速く視るために目の力を鍛える(目は脳の出先器官であり、文字の形を速く視るために物理的に速く視る力が必要)

例としては、100メートル走を速く走るために足を鍛えるのと同じように、文字上を速く走るために目を動かしている眼筋を鍛えて早く文字を見る力が必要です。つまり、ただ「見る」のではなく、視覚という感覚を働かせて「視る」のです。

2. 速い検索能力を身につける(速い速度に順応する)

目から文字の形を映像として脳に送り、形と意味を脳の記憶データから検索して意味と結びつけ、認識を発生させる、検索速度を向上させる必要があります。

この検索速度を向上させるためには、高速で文字を視て「速度の違い」を認識し、速いスピードに順応していく訓練を行ないます(高速道路をしばらく走行したあと一般道路に入ると、景色がゆっくり流れるように感じます。49ページでも説明していますが、この速度感覚の違いを利用した訓練です)。

3. 視読を定着させる

広い範囲で文字を見る、複数文字、複数行を視て読むための「視読」の読書回路を記憶する目的で行ないます。

例としては、空手の型訓練を何度もくり返し行なうことで実戦で使えるように、複数文字を何度も視て「視る力」を上げることで、自然と同じ文字の視かた、そして認識力が身につきます

40年以上の実績があり、日本だけでなく世界中で多くの人が実践、効果を感じてきた速脳速読のメソッドを、ぜひご自身でご体験ください。そして脳の処理速度が高まる感動を、ぜひ感じてみてください。

驚異の「速脳速読」トレーニング
川村明宏(かわむら・あきひろ)
速読術・速脳術・多分野学習法などの開発創始者。ジョイント式速読術を開発し、日本ではじめてパソコンを利用した速読トレーニングを提供開始。全国に速読教室を展開し日本国内では少なくとも50万人以上の受講生に川村式ジョイント速読を教え能力向上を実現。
1978年から40年以上にわたり速脳、速読トレーニングの研究開発を行っており、ベストセラー「頭がよくなる速読術」など関連著書は100冊以上。NintendoDS、ソニーのゲームソフトも多数。海外での普及及び、提携活動も行ない、eyeQ(英語版 速脳速読)は現在アメリカ国内シェアNo.1となっている。米国公私立学校では2000校以上が導入。新日本速読研究会会長、川村速脳開発協会(旧・速脳研究会)名誉会長。
川村真矢(かわむら・しんや)
小学生の頃より川村式ジョイント速読法の訓練を受ける。長年、速読講師を務め、本部教室の運営から関東圏カルチャーセンターでの講義、団体向けセミナー等を統括。その後、速読メソッドを応用した英語速読、認知症予防プログラムの開発に携わる。
新日本速読研究会・速脳研究会・海外事業の運営管理を行う株式会社インフィニティ代表取締役社長。SOKUNOUの新技術開発やビッグデータ検証による効果的な学習システムの改善に取り組む。

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