昭和産業と辻製油が資本業務提携へ
(画像=Tsuboya/stock.adobe.com)

昭和産業株式会社(2004)は、辻製油株式会社(三重県松阪市)との間で、製油事業に関する資本業務提携を行うことを決定した。

昭和産業は、製粉・食用油・ブドウ糖や冷凍食品、飼料の製造・販売を行っている。

辻製油は、コーン油、なたね油、脱脂コーン胚芽、なたね油粕等の製造・販売、および研究開発を行っている。

両社は、協業関係を一層強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、国内での事業展開の加速を図る。

【資本提携内容】

辻製油は、昭和産業を処分予定先とする第三者割当による自己株式の処分を実施し、辻製油の普通株式3,294株を昭和産業に割り当てる予定。
同時に、昭和産業は、有限会社真輪商会が持つ辻製油株式3,294株を買い取る予定。

その結果、昭和産業は辻製油の発行済株式総数に対する割合20.00%に当たる辻製油株式6,588株を取得し、辻製油は昭和産業の持分法適用会社となる。

【業務提携内容】

①製油・糖質事業連携による事業拡大と製品の安定供給体制の確立
②原料、資材の効率的調達
③物流拠点・ネットワークの共同活用
④製品・サービスの付加価値・顧客満足度の向上
⑤その他、双方にメリットのある経営資源の有効活用

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(提供:日本M&Aセンター

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