2023年が始まって3ヶ月。今年度も間もなく終わり、新たな門出も目前だ。
THE OWNERでは今年度にヒットした記事を振り返る人気過去記事総まとめを特集。コロナ禍において打撃を受け、急激なインフレでさらなる課題を抱える飲食業界について取り扱った記事の中で特に人気があった記事をピックアップした。
迫る値上げの波はどこまで我々の生活に影響してくるのか、飲食業界の動向を見ていこう。
1．鶏皮串1本50円、生ビール1杯190円“コンビニより安い”居酒屋「新時代」グループ500店舗めざす (2022/10/18 配信)
首都圏･中部エリアを中心に、居酒屋「新時代」をはじめ6ブランド7業態を展開するファッズが、近年店舗数を伸ばしている。同社は2006年に創業し、店舗数はことし7月にグループ100店舗を達成した。今期(2023年7月期)は50店舗の新規出店を目指す。
メインブランド「新時代」は、1本50円(税込55円)の揚げ皮串「伝串(でんぐし)」や、190円(税込209円)の「生中(サッポロ黒ラベル)」など“コンビニよりも安い”を謳う居酒屋。客単価は2000円ほど。コスト高騰を理由に外食の多くが値上げに踏み切る中、“1本50円”などのメニュー価格について、現時点では値上げ……
2.山崎製パン、ご当地グルメや地産素材をテーマに開発した「ご当地ランチパック」8品を期間限定で発売 (2023/03/07 配信)
山崎製パンは、「ランチパック」シリーズから、ご当地グルメや地産素材をテーマに開発した新作の「ご当地ランチパック」8品を3月1日から3月31日までの期間限定で全国一斉発売（北海道地区を除く）している。
「ランチパック」シリーズは、ロングセラーの「ピーナッツ」や「たまご」などの全国発売商品に加え、販売エリア限定の「ご当地ランチパック」をラインアップしている。各地域の特色のある料理や特産品を素材にした「ご当地ランチパック」は、同社の各工場が開発したもので、開発した工場周辺エリアのみで販売している。……
3.マクドナルド1月16日値上げ、「ハンバーガー」170円「ビッグマック」450円、“倍バーガー”パティ2枚→4枚は200円に (2023/01/14 配信)
日本マクドナルドは1月6日、商品価格の改定について発表した。
2023年1月16日から全体の約8割の品目の店頭価格を値上げする。値上げ幅はバーガー類単品・バリューセット・ひるまック・ドリンク類で10円～50円、チキンマックナゲット15ピースは120円、ポテナゲ特大は150円など(以下、価格は全て税込)。
「ハンバーガー」は従来価格の150円から新価格170円に、「ビッグマック」は従来価格410円から新価格450円に改定する。
夕方5時からの「夜マック」でビーフパティの枚数を2倍にするサービス「倍バーガー」は……
4.「和食麺処サガミ」「味の民芸」など一斉休業、2023年1月11日、“働く環境改善”の一環で/サガミホールディングス (2022/11/24 配信)
サガミホールディングスは2023年1月11日、主力業態の「和食麺処サガミ」、「味の民芸」をはじめ、グループ全店を一斉休業する。
2022年11月11日に発表した。実施理由は「労働環境改善に向けた取り組みの一環」。……
5.丸亀製麺「釜揚げうどん」ついに値上げ、50円アップで並340円に/2023年3月7日価格改定 (2023/02/23 配信)
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」は3月7日、「釜揚げうどん」「かけうどん」「ぶっかけうどん」などの主力商品に加え、大サイズへの変更料金、テイクアウト容器代を値上げする。
2月10日、公式サイトに掲載した「価格改定のお知らせ」の「主力商品の改定内容(一部抜粋)」によると、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「ざるうどん」の“並”は、現行価格の360円から30円値上げし、新価格390円となる(以下、価格は全て税込)。……
いかがだっただろうか。マクドナルドや丸亀製麺など値上げという苦渋の決断をした企業も少なくない。今後、さらなる値上げの波が押し寄せてくる可能性も高く、注意深く動向を見守っていきたい。
文・THE OWNER編集部
