NECオンコイミュニティ、VAXIMM社よりネオアンチゲン個別化がんワクチン事業を買収
(画像=Patrick Daxenbichler/stock.adobe.com)

NEC(6701)の子会社であるNEC OncoImmunity AS(ノルウェー、NOI)は、スイスとドイツを拠点とするバイオテクノロジー企業であるVAXIMM AG(スイス、VAXIMM)のネオアンチゲン個別化がんワクチン事業を買収した。

NOIは、アンメット・メディカル・ニーズ(※1)領域に焦点をあてて独自のAI技術を開発している。

VAXIMMは、広範囲のがん関連抗原を対象に患者への細胞傷害性T細胞を刺激し、かつ、設計から製造まで迅速に行える経口投与型のDNAワクチン技術を保有しているバイオテクノロジー企業。
ファースト・イン・クラス(※2)の経口投与型T細胞活性化プラットフォーム技術および悪性脳腫瘍の一種グリオブラストーマ(膠芽腫)の治療薬としてVXM01を現在開発中。

本件により、NOIは、VAXIMMのノウハウを取り込み、NECのネオアンチゲン創薬事業のパイプラインを拡大させ、アンメット・メディカル・ニーズが切実に必要とされる複数の領域に注力していく。

(※1) 治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズ
(※2) 画期的医薬品
電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら