静岡県立大学は9月24日まで、「健康イノベーション教育プログラム」の社会人聴講生を募集している。
「健康イノベーション教育プログラム」は、静岡県立大学が静岡県とともに取り組んでいる「内閣府地方創生推進交付金事業 健康食イノベーション推進事業」のうち「専門人材の育成」の一環として行うもの。受講料は無料で、食品関連産業に従事する社会人を対象として募集する。定員は40人。
食材の宝庫である「食の都」しずおかの、食・ヘルスケア産業の中核を担う人材の育成に全学をあげて取り組むことを目的として開講するもの。AIなどの情報技術革新やSDGs、マーケティングといった、文理様々な分野の最新知識を学べる講義を展開する。また、データサイエンスの実践スキルの獲得を支援し、新しい製品やサービスを創出するプロジェクトのリーダーや中核メンバーとなるための、ワークショップなど実践的な学びも行う。
科目は、「健康と食」「ITとデータの化学」「地域産業とマーケティング」「ビジネスモデル」「地域企業とSDGs」「ワークショップ・グループ実践演習」の6つ。同大学の鬼頭宏学長や合田敏尚副学長をはじめとした講師陣で実施する。
講義は2020年9月26日~2021年2月27日までの土曜午後、13時~17時50分までの時間帯を3コマとして行う。原則としてZoom双方向のオンライン講義で行う予定だが、ワークショップなど一部講義は、「静岡県立大学 健康食イノベーション推進事業 静岡サテライト」(静岡市葵区御幸町3-21 7階 静岡市産学交流センター)を会場とする。
そのほか、受講に必要な条件・書類などは公式サイト内に記載している。