武田薬品工業株式会社(4502、Takeda)は、主に欧州およびカナダにおいて販売するTakedaのノン・コア資産である一部の医療用医薬品について、Cheplapharm社(ドイツ)に譲渡する契約を締結した。
Takedaは、医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入事業を展開している。
Cheplapharm社は、ドイツに本社を置く医薬品企業、25年にわたり医療用医薬品を他社から導入し、自社の製品として伸長させてきた実績を有する。
Takedaは、一定の法律上・規制上のクロージング条件を満たすことを前提に、一時金としてCheplapharm社から約5億6,200万米ドルを受領する。
本件により、Takedaは、ポートフォリオの簡素化および最適化戦略において重要なマイルストンであることから、消化器系疾患、希少疾患、血漿分画製剤、オンコロジー(がん)、ニューロサイエンス(神経精神疾患)という主要な5つのビジネスエリアのさらなる成長を期待する。
(提供:日本M&Aセンター)