東急建設,シンガポール,BIM,IES,株式取得
(画像=Freedomz/stock.adobe.com)

東急建設株式会社(1720)は、シンガポールに所在する「Indochine Engineering Limited(シンガポール、IES社)の全株式を取得することについて合意した。

建築工事・ゼネコン業界のM&A

東急建設は、総合建設業を展開している。

IES社は、BIMによる設備設計・構造設計を担う企業グループで、ベトナムとオーストラリアに子会社を有しており、マネジメント・コンサルタント事業を行っている。 IES社のベトナムに所在する子会社「Indochine Engineering Vietnam JSC.(ベトナム・ホーチミン、IEV社)は、エンジニア約80名を擁し、アジア・オセアニア地域を中心にBIMによる高度な設備設計・構造設計サービスを提供している。

本件M&Aにより、東急建設は、BIMに関する高度な技術を有する多くのエンジニアを確保し、IES社は既存の顧客に加え、日本国内および東急建設が展開している東南アジア諸国での受注拡大を図る。 また、建築分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)のプラットフォームとなるBIM領域の更なる強化を進め、建設生産システムの変革と顧客の多様な要望に応える。
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら