
内閣府の知的財産戦略推進事務局は9月9日、「デジタルで拓く、地域のチカラ ~NFT・ドローン・イマーシブが実現する、地域での新たな観光体験~」と題したイベントを2025年9月24日に開催すると発表しました。
本イベントは、株式会社野村総合研究所およびVpon JAPAN株式会社との共催で、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施されます。
事前参加申し込みページ:https://forms.cloud.microsoft/r/aGk6Barasu
イベント開催の背景
今回のイベントは、日本の魅力を世界に発信し、インバウンド観光の拡大を目指す「新たなクールジャパン戦略」の一環として企画されました。過去最高を更新する外国人旅行者を迎える中、各地域がデジタル技術を活用して付加価値の高い体験を提供し、収益性を高めることで持続的な成長サイクルを生み出すことが課題となっています。
この課題解決の一助として、NFTやドローンといった新技術の活用事例や可能性を探るため、本イベントが開催される運びとなりました。
NFTとナイトタイムエコノミーに焦点を当てた2部構成
イベントは2部構成で進行します。
第1部では、地域の観光資源や文化の価値をさらに高める新技術として「NFT」に着目します。内閣府の事業成果報告のほか、観光分野におけるNFT事業者の取り組みが紹介される予定です。
第2部では、「テクノロジーから考えるナイトタイム・クールジャパンの可能性」と題し、地方の休眠資産ともいえる夜空や、歴史遺産に光を当てる新たな観光資源の創出について議論されます。
講演者として、ドローンショーを手掛ける株式会社レッドクリフ代表取締役の佐々木孔明氏や、プロジェクションマッピングなどで知られる株式会社ネイキッドの執行役員である久保哲矢氏が登壇を予定しているとのことです。