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服は“社会的スキル“である

皆さんは、服をどのように活用していますか? 多くの方は、「服は身につけるもの」と考えがちです。 しかし、服はただの“身につけるもの”ではありません。 実は、服には“社会的な役割”があるのです。

それは「 言葉を使わずに、自分を表現できるツール だ」ということ。

服の選び方や着こなしは、無意識のうちに周囲の人に見られています。

これまで多くの芸能人や経営者など、多様な方々と接してきましたが、服が変わると、その人の雰囲気はもちろんですが、話している内容に説得力がうまれることを何度も感じています。

私は基本的に、ファッションは「自由な自己表現」だと思っています。

でも一方で、 マナーやTPO(時間、場所、場面)を意識すること も、社会の中で生きていくために大切だと思います。

服は、ただ身につけるだけのモノじゃない。 それは、言葉よりも速く、相手の心に届く“あなた”です。

着る服が変わると、出会う人が変わり、見える景色も変わっていく。 服は、あなたの人生を動かす“社会的スキル”。

だからこそ、もっと自由に、もっと戦略的に活かしていこう。

あなたは明日、何を着てどんな印象をつくりますか?

「内面×外面」=あなたの印象

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これまで、内面と外面がぴったり合うことが理想だと思っていました。しかし、気づいたのは 「内面」と「外面」はただの足し算ではなく、“かけ算”の関係 です。

あなたの思いや考え、性格などの内面と、体格や見た目、服装などの外面は単純に同じではありません。この二つがかけ合わさることで、初めて「あなたの印象」が生まれます。

大切なのは、内面が外面を引き上げ、外面が内面を支えるような関係性をつくること。それは、ただ手をつなぐ関係ではなく、 お互いを高め合うパートナーシップ のようなものです。

内面を大切にしながら、外面の装いを戦略的に活かすことで、あなたの印象はより魅力的に、かつ説得力のあるものになります。

「内面×外面」=あなたの印象

このかけ算に気づき、行動したとき、あなたの印象は“武器”に変わる。

装いはビジネス戦略の一つ

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服装は、あなた自身を語る“言葉のないメッセージ” 。第一印象をつくる、もっとも早いコミュニケーションツールです。

特にビジネスシーンでは、その装いが信頼感や安心感、親しみやすさといった「印象の質」に大きな影響を与えることがあります。実際に、私自身もそれを強く実感した出来事がありました。

ある物件を見に行ったときのことです。そこには、まったく印象の違う2人の営業担当の方がいました。

1人目の方は、白いシャツが少しくすんでいて、スーツにはシワが目立ち、靴のかかともすり減っていました。話している内容は正しかったと思います。けれど、なぜかその言葉がすっと入ってこなくて…。「この人にお願いしても大丈夫かな?」と、どこか不安な気持ちになったのを覚えています。

一方で、もう1人の方は、ピシッとアイロンが効いた白シャツに、ネイビーのスーツ。靴も丁寧に磨かれていて、派手さはないけれど、清潔感と信頼感がありました。その方の話は、とても自然に心に届いてきたんです。

もちろん、見た目だけで人を判断するべきではありません。でも、 “信頼できそうかどうか”という第一印象は、装いから始まっている ことも事実です。

あなたなら、どちらの営業担当から物件を買いたいと思いますか?そして、仕事の場で、自分はどちらの印象を与えていたいでしょうか?

服は言葉を超えた社会的スキル。内面と外面を戦略的に整えることで、信頼と説得力を生み出し、あなたの可能性を加速させます。

服の力を、あなたのビジネスの武器にしませんか?