株式会社CEホールディングス(4320)は、連結子会社である株式会社マイクロン(東京都港区)の発行済株式の1,060株を、HANGZHOU TIGERMED CONSULTING CO.,LTDの日本法人である株式会社タイガメッドジャパン(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。

株式譲渡により、マイクロン及びその完全子会社である株式会社エムフロンティア(東京都港区)は、当第4四半期よりCEホールディングスの連結子会社から持分法適用関連会社となる。

マイクロンは、イメージング技術を活用した医薬品・診断薬・医療機器・バイオマーカーの開発支援、臨床開発支援(モニタリング、品質管理、イメージング・コアラボ業務、画像解析、読影支援等)などを行っている。

タイガメッドジャパンは、医薬品・医療機器の臨床開発およびサポート業務を提供するCRO事業、日本におけるタイガメッドグループの統括を行っている。

背景・目的

CEホールディングスは、「電子カルテを中心とした医療情報システムのトップクラスベンダー」と「画像解析を活用するCRO、かつ先進的な医療用ソフトウエアベンダー」との組み合わせにより、両社の既存事業を強化するとともに、これまでに無かった新製品やサービスを提供することが可能であると考え、2019年11月にマイクロン及びエムフロンティアを子会社化した。

今回、タイガメッドジャパンより、マイクロンの画像解析事業及びCRO事業とタイガメッドグループのグローバルネットワークを活かしたシナジー創出のため、マイクロン株式を取得したいとの提案を受領した。

CEホールディングスは、当該提案を検討した結果、マイクロン及びエムフロンティアの今後の事業成長や企業価値向上のために、両社がタイガメッドのグローバル基盤の上で活動を広げることが最良と判断した。

なお、両社は持分法適用関連会社となるが、CEホールディングスは2019年11月に締結したマイクロンとの資本業務提携を継続の上、両社の事業とも連携し、ヘルスケア市場に対してサービスの拡大を図る。