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(画像=『ワクセル』より引用)

滝澤寿(たきざわ ひさし)さんは、音楽活動からアニメ映画監督、農業ビジネスまで幅広く手掛ける事業家です。Forbesの表紙を飾ることを目標に、幅広い事業に取り組むエネルギッシュな姿勢の源泉を伺いました。

地方創生に子ども食堂。きっかけは「ありがとうゲーム」

見出し1画像_嶋村吉洋社長が主催するワクセルのコラム_滝澤寿さん_とれぶ子ども食堂.jpg
(画像=『ワクセル』より引用)

十八歳で上京してホテル学校に入学、そのままホテルの仕事を4年経験しました。その後一般職に就職したのですが、肌の病気でナイトワークに切り替え、そのまま音楽活動・アイドル活動を始めました。3年前、27歳の頃にやりたいミュージックビデオをつくれるようになり、今はアニメの映画監督に挑戦するなど個人事業の幅を広げています。

原動力は「友達が欲しいから」です。株式投資も音楽をやっているのも、そこでの友人が欲しくてやっています。お金が欲しい気持ちより友人が欲しい気持ちのほうが強いかもしれません。160兆円目指すとか、正直よくわからないじゃないですか。160兆円を目指していたら1億円くらいはとれそうな気がします。関わっていく人たちも、自分と同じようにForbesを目指す人たち同士で頑張っていきたいと考えています。

最初にホテルの仕事を選んだのは、高校の留学でニュージーランドに行ったのがきっかけでホテルマンになろうと思いました。ただ、ホテルマンになって何かしたいわけではなかったので、ホテルマンになった時点で目標を達成してしまった、というのはあります。

農業については地方創生に取り組みたい気持ちもあったので、何か関われることがないかなと思ってやってみたという感じです。

いまは子ども食堂にも関わらせてもらっていますが、最初にやりたかったのは「お遍路さん」なのです。

僕は斎藤一人さんが好きなのですが、「まず、ありがとうゲームをしなさい」というお言葉があったのですね。自分で「ありがとう」を言うより他人に一万回言われたほうが価値があるから、と。そこでボランティアから始めて、子ども食堂に関わらせてもらうようになりました。この先もどんどん関わる子ども食堂の数を増やしていくつもりです。

今自分がやっていること、やりたいことはすべて自分のためです。政治家になろうと思った志もそうなのですが、このままではダメだな、と思いました。今までの自分では周りを悲しませると思って、真面目に生きることにしたのです。