MUFG、HCフィリピンの株式25%をセキュリティバンクに譲渡へ

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、以下:MUFG)および株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)は、保有するHC Consumer Finance Philippines, Inc.(フィリピン、以下:HCフィリピン)の株式25%を、三菱UFJ銀行の持分法適用会社であるSecurity Bank Corporation(フィリピン、以下:セキュリティバンク)に譲渡すると発表した。

株式譲渡の取引額は、約265億円となる見込み。

MUFGの連結子会社であるBank of Ayudhya Public Company Limited(タイ、以下:アユタヤ銀行)は、引き続き75%の過半数株式を保有する。

MUFGは、セキュリティバンクの株式の20%、アユタヤ銀行の株式の76.88%を保有し、HCフィリピンは引続きMUFGの連結子会社となる。

HCフィリピンは、フィリピンの主要なコンシューマーファイナンスカンパニー。POSローン、キャッシュローン、リボルビングクレジット、保険や保証サービスなどの付随商品を含む幅広い金融商品を提供している。

セキュリティバンクは、フィリピンの民間国内ユニバーサルバンクで、金融サービスを展開している。

背景・目的

MUFGは、東南アジアにおいて出資している各パートナーバンクと一体で、同地域のビジネスプラットフォームを構築し、事業を強化している。

本株式譲渡を通じ、セキュリティバンクの現地市場に対する知見を活かし、フィリピンリテール市場におけるMUFGグループの基盤拡大を狙う。

日程

関係当局の承認等を経て、2025年1-3月頃の完了を予定。

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(提供:日本M&Aセンター

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