GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
「GOOD NATURE MARKET」の商品イメージ展示

ビオスタイルが運営する複合型商業施設GOOD NATURE STATIONのオリジナルフードブランド「GOOD NATURE MARKET」は、11月から「九条ねぎと深煎七味香る地鶏の旨出汁そば」、「山椒香るきのこと鶏の混ぜごはんの素」、「カカオチャイほうじ茶(シロップ)」の3つの新商品を発売した。11月8日に行われたメディア試食会では、新商品の概要や特長を説明した他、カカオハスク(カカオ豆の皮)を活用した「GOOD CACAO」の取り組みについても紹介した。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
ビオスタイル 取締役の清水裕介氏

「当社は、京阪ホールディングスのグループ会社で、京都・四条河原町に2019年に開業した複合型商業施設GOOD NATURE STATIONの運営を手がけている。同施設では、体・心・地域・社会・地球の5つにGOODなモノ・コトを選択基準として、SDGsを実現するエピキュリアン(快楽)なライフスタイルを提案している」と、ビオスタイル 取締役の清水裕介氏が挨拶。「GOOD NATURE STATIONのオリジナルブランドとしては、コスタリカ産カカオにこだわったスイーツブランド『RAU』、幸せな未来につながる食を届けるフードブランド『GOOD NATURE MARKET』、オーガニックコスメブランド『NEMOHAMO』を展開している。今回新商品を発売する『GOOD NATURE MARKET』ブランドでは、5GOODなおいしさを届けるために、多様なシリーズをラインアップしている。その中でも『GOOD CACAO』シリーズは、通常は破棄されるカカオハスクに価値を見出したアップサイクル商品を開発・販売している」と、人も地球も元気にする〝GOOD NATURE”を体現するオリジナルブランドを展開しているとアピールした。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
ビオスタイル マーケット事業部/EC外販事業部 マネージャーの福田真也氏

続いて、11月に発売した「GOOD NATURE MARKET」ブランドの新商品について、ビオスタイル マーケット事業部/EC外販事業部 マネージャーの福田真也氏が紹介した。「今回、おいしくてやさしい簡単便利な『即席麺』シリーズと、炊いたごはんに混ぜるだけで手軽に食べられる『混ぜごはんの素』シリーズ、そしてカカオハスクを活用した『GOOD CACAO』シリーズという、『GOOD NATURE MARKET』を代表する3つのシリーズに新商品が登場する」とのこと。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売

「『即席麺』シリーズの新商品は、お湯を注ぐだけで出来上がる『九条ねぎと深煎七味香る地鶏の旨出汁そば』。具材の九条ねぎは、風味を残すためフリーズドライと低温熱風で仕上げることで、葉肉が厚い九条ねぎのボリュームを残した仕上がりになっている。また、北海道産に限定した小麦とそば粉を使用し、旨味の多いそばの実の皮を入れることで、そばの美味しさを引き出している。出汁は、明治5年創業の味噌・醤油の蔵元、浅利佐助商店が比内地鶏の鶏がらを使用して取ったものを使用。比内地鶏が持つ旨味とコクが特徴となっている」と、こだわりの詰まったそばが「即席麺」シリーズに仲間入りしたという。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
「山椒香るきのこと鶏の混ぜごはんの素」のイメージ展示

「『混ぜごはんの素』シリーズからは、素材の味を引き出すために、無添加、手作業にこだわったレトルトタイプの新商品『山椒香るきのこと鶏の混ぜごはんの素』を発売した。手間を惜しまず“手で作る”調理を行うことで、より香りを引き立てた食材(若鶏・舞茸・エリンギ・ぶなしめじ・人参・油揚げ)は、すべて国産のものを使用している。特に若鶏は風味が強く、肉質が柔らかい九州産の若鶏だけを選んだ。水煮の山椒と乾燥させた山椒をダブルで使用しており、山椒の爽やかな香りとピリッとしたスパイス感が食欲を刺激する一品となっている」と、自信作に仕上がったと胸を張る。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
「カカオチャイほうじ茶(シロップ)」のイメージ展示

「『GOOD CACAO』シリーズの新商品『カカオチャイほうじ茶(シロップ)』は、スパイスのスペシャリスト、シャンカール・ノグチ氏がスパイスブレンドした本格的な『クラフトチャイ』となっている。ノグチ氏が厳選したスパイスをブレンド。黒糖のコク深さがプラスされ、甘味もベストなバランスに仕上げている。ほうじ茶は、奈良月ヶ瀬健康茶園の有機のお番茶で、製茶時に砕けた茶葉を選別したダストティー(粉末状の細かな茶葉)を使用。そこにコクや深み、香りがプラスされるコスタリカ産のカカオハスクを加えた。シロップ:牛乳を1:3で割って楽しんでほしい」と、自宅で本格的なチャイが味わえる商品になっていると話していた。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
「日本茶に合う京都抹茶フィナンシェ」のイメージ展示

また、試食会では、「GOOD CACAO」シリーズから今年5月に発売した「日本茶に合う京都抹茶フィナンシェ」も提供された。 同商品は、京都府産の抹茶をふんだんに使用。抹茶の苦味とコク、練乳の甘味、塩味のバランスにこだわり、日本茶の甘味をより引き立たせ、やさしい香りとも相性抜群とのこと。カカオハスクとホエイをアップサイクルしており、カカオハスクのパウダーを表面に振りかけて焼くことでキャラメルのような香ばしさに、ホエイを使用することでしっとりふわふわな軽い仕上がりを実現している。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
ビオスタイル GOOD NATURE MARKETシェフの樹宏昌氏

ビオスタイル GOOD NATURE MARKETシェフの樹宏昌氏は、「『GOOD CACAO』シリーズは、カカオをアップサイクルすることに着目したシリーズとなっている。チョコレートをつくるカカオ豆のロースト工程で出るカカオハスクは、カカオ全体の30%を占め、心癒される香りや独特のコクや旨味を持っている。しかし、これまでほとんど活用されることなく廃棄されていた。そこで同シリーズでは、カカオハスクを美味しい食材として活用し、 コーヒーやお茶とブレンドしたり、カレーの隠し味に使った商品を展開している。この取り組みを通じて、良質なカカオの生産につなげることができると考えている」と、「GOOD CACAO」シリーズに込めた思いを語った。

GOOD NATURE MARKET、「即席麺」「混ぜごはんの素」「GOOD CACAO」の3シリーズからこだわりの新商品を発売
「GOOD CACAO」シリーズ

なお現在、龍谷大学との産学連携で、「GOOD CACAO」シリーズの新商品「日本茶に合う摘果りんごマドレーヌ」を開発しており、来年1月に発売予定とのこと。同商品には、りんごの栽培過程で間引かれ、通常は破棄されてしまう摘果りんごを使用。摘果りんごの爽やか香りとちょっとした渋みに着目し、コク深く爽やかなりんご香るマドレーヌとなっている。

[小売価格]
九条ねぎと深煎七味香る地鶏の旨出汁そば:600円
山椒香るきのこと鶏の混ぜごはんの素:864円
カカオチャイほうじ茶(シロップ):1944円
(すべて税込)
[発売中]

GOOD NATURE MARKET=https://goodnaturestation.com/good_nature_market/