エア・ウォーター東日本、深沢ツールから高圧ガス・機械工具卸売事業を譲受け

エア・ウォーターグループの地域事業会社であるエア・ウォーター東日本株式会社(東京都港区)は、株式会社深沢ツール(岩手県滝沢市)より高圧ガスおよび機械工具の卸売事業を譲り受けた。

エア・ウォーター東日本は、東北~中部エリアにおいて、産業ガスのトータルソリューションカンパニーとして高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」や充填所など、各地で生産拠点の整備を進め、産業・医療用ガスの安定供給を行っている。

深沢ツールは、高圧ガスおよび機械工具の卸売を行っている。

背景・目的

エア・ウォーター東日本は、岩手県内では、紫波郡紫波町において2018年10月に「VSU」を設置(運営会社:岩手液酸株式会社)するとともに、2019年10月にシリンダー充填工場の稼働を開始。パートナー企業との連携を強化しながら、地域に密着した事業活動を展開し、産業・医療用ガスの安定供給とサービス向上を図ってきた。

深沢ツールは、岩手県盛岡市を中心に地域に根差して、産業・医療用ガスやLPガス・機械工具類の販売を行っており、顧客の需要に応じた商材を着実にお届けする信用力をベースに、地域密着型販売店として事業を伸ばしてきた。

この度、深沢ツールからの事業譲受を通じて、顧客への深耕を図っていく。

譲受の対象

高圧ガスおよび機械工具の卸売事業、および事業に付随する資産・従業員

日程

事業譲受日:2024年11月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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