麻婆豆腐ラーメン専門店「すするか、すすらんか。」などを運営している「やるか、やらんか。」(奈良県橿原市、西奈槻社長)は21日、白玉産業が運営している温浴施設「ユートピア白玉温泉」(大阪市城東区、北出守社長、以下白玉温泉)に併設する新業態のつけ麺専門店「つかる、つける。」を開業した。
白玉温泉は年間約2万人が訪れるサウナ好きのZ世代の聖地と呼ばれている施設で、近年サウナとセットで若者が検索しているのが「サウナ飯」というワードだ。「つかる、つける。」はサウナで汗をかいた後に食べたい、しっかり塩分をきかせた濃い目のつけ汁が特徴となっている。
商品開発責任者の奥野亮太郎取締役CSOは「豚を長時間煮切って微乳化させたクセはないけれど濃厚なスープに仕上げた。器の中でしょうゆダレと、豚とは別でとった魚介ダシを合わせることで、しっかりとした塩味もありながら食べやすくしている。サウナ後に体が塩分を求めているときに、自然と欲するような味わいにした」と話した。
西社長は「今後も『つかる、つける。』は温浴施設に併設する形、もしくは温浴施設内に出店していくブランドとして育てていきたい。また、メインブランドである『すするか、すすらんか。』は今年、心斎橋店も開業した。次は渋谷エリアへの出店を狙っている。それがかなった後は海外出店も目指していきたい」と今後の展望を語った。
【店舗概要】
▽所在地=大阪市城東区蒲生2-7-36ユートピア白玉温泉
▽営業時間=午前11時~午後3時、午後6時~午後11時(ラストオーダーはそれぞれ30分前)
▽メニュー=白玉つけ麺(税込1100円)を含むつけ麺メニューは合計4種、トッピング、サイドメニューあり
▽目標=月商450万円、客数100人/1日、客単価は1300円