キリンHD、ファンケルへTOB実施へ

キリンホールディングス株式会社(2503)は、株式会社ファンケル(4921)の 株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ファンケルの完全子会社を目的としている。

キリンホールディングスは、キリングループの持株会社。酒類・飲料事業をグループの基盤事業として、食領域・ヘルスサイエンス領域・医領域に事業を展開している。 2019年にファンケルの筆頭株主となり、現在、株式の約33%を保有している。

ファンケルは、化粧品・健康食品の研究開発、製造および販売を行っている。

本公開買付けの目的

両社は、国内外の事業基盤や購買データの相互活用の強化、共同研究の深化、環境技術の水平展開など様々なシナジー効果を狙う。
ファンケルは、キリングループのヘルスサイエンス事業の中核の一つとなる。

買付予定の株券等の数

買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
82,051,400株 41,117,700 株 なし

買付け等の期間

2024年6月17日(月曜日)から2024年7月29日(月曜日)まで(30営業日)を予定

買付代金の総額

約2,200億円

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(提供:日本M&Aセンター

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