味の素AGFは6月3日、9月1日納品分からスティック、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒー、パーソナルタイプドリップコーヒーの価格改定を実施すると発表した。
対象は「『ブレンディ』スティック カフェオレ」(20本・27本・70本・100本)などスティック27品種、「ブレンディ」(80g瓶/70g・80g・140g・200g袋)などインスタントコーヒー(調整品含む)29品種、「ちょっと贅沢な珈琲店」(230g・240g・通販限定1000g)などレギュラーコーヒー25品種、「ちょっと贅沢な珈琲店」レギュラーコーヒー プレミアムドリップ(14袋各種)などパーソナルタイプドリップコーヒー35品種の計116品種。店頭価格の上昇幅は15~30%と推測しているという。
同社は今回の価格改定について、円安による為替影響も含め、コーヒー豆をはじめとした各種原材料調達価格が高騰していることに加えて、各種製造コストの上昇も重なったことが背景にあるとした。同社は、企業努力でコスト増を吸収すべく取り組んできたが、全て吸収することが困難であるため、一部商品での価格改定を実施するとしている。
味の素AGFは、「これからも安全で高品質な商品の提供と嗜好品市場の活性化に向けて一層努力してまいります。何卒、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます」などとしている。