相鉄ホールディングス、トラストバンクのGX事業承継会社を買収

相鉄ホールディングス株式会社 (9003) は、2024 年3月28日 開催の取締役会において、株式会社トラストバンク(東京都品川区)にて、同社が運営するGX(グリーントランスフォーメーション)事業に係る会社分割(新設分割)により設立を予定している新会社の全株式を取得し、子会社化することについて決議した。

相鉄グループは、相鉄ホールディングスを持ち株会社とする35社(営業休止中の会社を除く)で構成する企業集団で、運輸業、流通業、不動産業、ホテル業、その他の分野で事業活動を展開する。

トラストバンクは、ふるさと納税事業・パブリテック事業・地域通貨事業・GX事業・EC事業・教育事業・その他事業を行う。

株式取得の目的

相鉄グループは、「相鉄グループサステナビリティ方針」に基づき、持続的な社会の実現に向けた取組みを推進。 2024年2月には、環境負荷低減に向けたグループとしての取組みを一層進めるべく、「相鉄グループ環境方針」および「相鉄グループ環境ビジョン」を策定し、2050 年度におけるカーボンニュートラル達成を目指して、脱炭素化に向けたアクションプランを掲げて取り組んでいる。

相鉄グループでは、これまで沿線における自社保有施設を活用した太陽光発電設備の開発・運営を進めてきたが、上記の目標達成に向けて、再生可能エネルギー事業の更なる強化を目指している。

トラストバンクの有するGX事業に係るリソースや知見は、相鉄グループにおける上記の実現に資するものと判断し、トラストバンクとの間で今回取引の合意に至った。

日程

取締役会決議           2024 年3月28日
株式譲渡契約締結         2024 年3月28日
会社分割による新設会社の設立日  2024年5月31日(予定)
株式取得完了           2024 年9月30日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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