株式会社ユーグレナ(2931) は、同社を株式交換完全親会社とし、株式会社サティス製薬(埼玉県吉川市)及び日本ビューテック株式会社(長野県駒ヶ根市、以下「日本ビューテック」。サティス製薬と総称して「サティス製薬グループ」とする)を株式交換完全子会社とする簡易株式交換を実施することを決議し、株式交換契約を締結した。
本株式交換は、サティス製薬及び日本ビューテックにおける2024年1月15日開催予定の臨時株主総会での本株式交換の承認を条件としている。また、当社は、会社法第796条第2項の規定に基づき、簡易株式交換の手続により株主総会の決議による承認を受けずに本株式交換を行う予定。
ユーグレナ は、ユーグレナ等の微細藻類等の研究開発、生産、ユーグレナ等の微細藻類等の食品、化粧品の製造、販売 、ユーグレナ等の微細藻類等のバイオ燃料技術開発、環境関連技術開発、バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発、投資等を行う。
サティス製薬は、医薬品、医薬部外品の製造、販売及び輸出入、化粧品の製造、販売及び輸出入、 日用品雑貨の販売及び輸出入等を行う。
日本ビューテックは、化粧品・医薬部外品の製造、販売及び輸出入、化粧品原料・医薬部外品原料の製造、販売及び輸出入、石鹸の製造、販売及び輸出入等を行う。
本株式交換により、ユーグレナグループは化粧品ODM機能を持つこととなり、化粧品の企画から開発、製造、販売に至るまで、全バリューチェーンに係る機能を有することで、同社ブランド以外の多様なブランドを通じた化粧品の提供が可能となる。その上で、グループの強みである基礎研究力及び営業・マーケティング力と、サティス製薬グループの強みである化粧品に特化した研究開発力及び製品開発力を組みあわせることで、サティス製薬グループの得意としているスタートアップ・小規模企業の化粧品ブランド開発・成長支援をより強く推し進めることができると考える。
サティス製薬グループがユーグレナグループに参画することで、上述の通り両グループの機能と強みを掛け合わせてシナジーを創出し、更なる成長を実現しながら、ヘルスケア事業に関連するサステナブルな未来を共に創り上げていけるとの判断から、本株式交換に至った。
・本株式交換の方法
ユーグレナ は、サティス製薬の発行済株式数2,275,000株、及び日本ビューテックの発行済株式数10,000株を本株式交換により取得し、これらによりサティス製薬及び日本ビューテックを完全子会社化する予定。
・今後の予定
株式交換承認臨時株主総会(サティス製薬及び日本ビューテック) 2024年1月15日
株式交換効力発生日 2024年2月1日
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(提供:日本M&Aセンター)