くすりの窓口、ホスピタルヘルスケア及びEPARK人間ドックの2社をグループ会社化

株式会社くすりの窓口(5592)は、株式会社ホスピタルヘルスケア(東京都港区)の株式取得による同社及び同社子会社の株式会社 EPARK人間ドック(東京都港区)のグループ会社化を決定した。

くすりの窓口は、調剤薬局、医療機関、介護施設などの生産性の一層の向上と、経営効率、収益の改善に貢献すること、ユーザー(患者)にこれまでにない利便性を提供することを念頭に置き、各種事業を展開する。

ホスピタルヘルスケアは、病院向け ICT ソリューション(スマートガイド)事業を行う。スマートガイド事業は、院内情報システムと連携して患者様のスマートフォンから予約情報の確認、リマインド通知、当日の受付、診療順番情報(順番待ちと呼び出し)を可能にするシステムであり、通院時の患者様の利便性を高めるだけでなく、待合室の混雑緩和、院内感染のリスクを軽減する。

EPARK人間ドックは、人間ドック業界に特化したインターネットサービス、予約システムの提供、ホームページの制作、運営、サポートを行う。人間ドック、各種検診向けの予約サイト(ポータルサイト)の運営と施設が予約を管理するための予約顧客台帳を提供する。ポータルサイトには本年 11 月末日現在、902 施設を掲載している。

くすりの窓口グループが提供する事業と、対象2社の事業は、同じヘルスケア領域に属する分野であり、事業運営ノウハウの共通化や相互の顧客基盤を通じた提供サービスの高度化、高付加価値化と、販売及び管理コストの削減による収益力の向上のシナジー効果が期待できる。

くすりの窓口は、調剤薬局、医療機関、介護施設、医薬品卸事業者の生産性の一層の向上と経営効率・収益の改善、そして貴重な医薬品の廃棄ロスの削減に貢献するため、事業基盤の強化を推進し、多様化するヘルスケア市場への対応力を強化することで、事業を通じて社会課題の解決に貢献し、企業価値の一層の向上を図る。

・今後の予定
株式譲渡日 2023 年 12 月 1 日
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら