ポッカサッポロフード&ビバレッジ、ヤクルト本社に植物性ヨーグルト事業を譲渡へ
(画像=kikisora/stock.adobe.com)

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社(愛知県名古屋)は、業務提携契約を締結している株式会社ヤクルト本社(2267)へ植物性ヨーグルト事業を譲渡することに関し、同社と合意した。

【譲渡対象】
植物性ヨーグルトの販売権、商標権、ノウハウ、特許などの無形資産

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、飲料水および食品事業、外食事業等を行っている。サッポロホールディングス株式会社(2501)のグループ会社。

2021年11月にヤクルトと業務提携契約を締結し、協業をスタート。ヤクルトの乳酸菌技術とポッカサッポロフード&ビバレッジのレモン素材を活用した商品として、ヤクルトから「ソフールレモン」(2023年1月発売)、ポッカサッポロフード&ビバレッジより「発酵果実みかん&レモン」(2023年6月発売)を発売した。

ヤクルト本社は、食品事業、化粧品事業、医薬品事業、国際事業を行っている。

本事業について、顧客への新たな価値提案と更なる市場拡大のために、ヤクルトが事業主体となることが最適と判断するとともに、抜本的な構造改革を進める中、ポッカサッポロフード&ビバレッジとしてレモン事業に経営資源を集中させることが最善であるという結論に至り、2024年10月に本事業をヤクルトに譲渡することになりました。

・今後の予定
譲渡日 2024年10月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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