イントランス、大多喜ハーブガーデンの全株式をユニバーサル園芸社に譲渡へ
(画像=Drobot Dean/stock.adobe.com)

株式会社イントランス(3237)は、連結子会社の株式会社大多喜ハーブガーデン(千葉県夷隅郡)の全株式を、株式会社ユニバーサル園芸社(大阪府茨木市)に譲渡することを決定した。

なお、本件株式譲渡に伴い、大多喜ハーブガーデンおよびその子会社であるハーブ生産出荷組合株式会社は、イントランスの連結対象から除外される。

イントランスは、不動産事業、ホテル運営事業、ハーブガーデン運営事業等を行っている。

大多喜ハーブガーデンは、ハーブガーデンおよびレストランの運営、ならびにハーブ商品の生産、卸売販売を行う。

ユニバーサル園芸社は、レンタルグリーン(貸し植木)事業、レンタルアートフラワー事業、造園事業等を行う。

イントランスは、2020年3月期より観光・国内インバウンドという事業領域にて、ホテル運営事業の拡大を重視した資本政策、人的投資へと事業方向性をシフトし、ホテル運営事業への取り組みと大多喜ハーブガーデンが行うハーブガーデン運営事業との相乗効果が得られない状態が続いていた。

観光・国内インバウンドを中心とするホテル運営事業への経営資源の集中がグループの企業価値向上を図る上で重要な選択と考え、併せて、大多喜ハーブガーデンの発展には、事業上の相乗効果が期待できる企業の傘下での運営が望ましいと判断し、全株式譲渡を決定した。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年8月31日

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(提供:日本M&Aセンター

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