個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

2023年7月現在、全国で1,204の道の駅が登録されています。道の駅といえば、都心から離れた少し郊外にあるイメージが強いかもしれません。しかし、東京都内から1~2時間でアクセスできる場所に、多くの道の駅が密集しているエリアがあります。千葉県南部の南房総地域です。

この記事では、現在29駅ある千葉県の道の駅の中から、海に近く、夏も冬もすごしやすい気候で快適なクルマ旅を楽しむことができる南房総地域のオススメ道の駅を紹介します。

房総半島の魅力を感じられる個性が光る道の駅ばかりですので、南房総地域へお出かけの際はご紹介する道の駅巡りも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

目次

  1. 館山市にある南国ムード満載のハワイアンな道の駅「南房パラダイス」
  2. 国内最多タイの1つの市内に8つの道の駅がある「南房総市の道の駅」
  3. リニューアルオープンして間もない、道の駅「富楽里とみやま」
  4. アクセス抜群! 都心から1時間程度で行ける房総の道の駅
  5. 外房エリアの玄関口に存在する道の駅「ふれあいパーク・きみつ」
  6. 首都圏から気軽に行ける房総の道の駅、クルマ旅の目的地に訪れてみては

館山市にある南国ムード満載のハワイアンな道の駅「南房パラダイス」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
画像提供:道の駅「南房パラダイス」

館山市にある道の駅「南房パラダイス」。富津館山道路「富浦IC」から降りて約30分の場所に位置しています。

南房パラダイスは、千葉県内最大級の動植物園「アロハガーデンたてやま」が併設しています。植物園には高さが約20メートルある温室、バナナの木、ハイビスカス等、滅多にお目にかかれない珍しい植物を目にすることができ、動物園では沢山の動物に触れ合うことができます。

道の駅では、ハワイアンな雑貨、ジュエリー、ハワイアンなまんじゅうを販売しているので、ユニークなお土産を購入するのにオススメです。

道の駅「南房パラダイス」(館山市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/nanbouparadise/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

国内最多タイの1つの市内に8つの道の駅がある「南房総市の道の駅」

ビワが有名な道の駅「とみうら」

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千葉県南房総市にある道の駅「とみうら」。富津館山道路「富浦IC」を降りて約5分、東京駅から1時間半ほどで到着できます。

全国第二位のビワの産地である千葉県の中でも、南房総はビワの栽培が盛んな地域です。その中でも、とみうらはビワの製品に力を入れている道の駅です。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

名物の「ビワゼリー」、「ビワのソフトクリーム」は大人気商品です。その他にもリキュール、のど飴、ビワの葉のボディソープとビワを使った商品がたくさんあることが人気になっています。

ビワのシーズンには、たくさんのビワ関連製品が店舗に並ぶので、房総の名物を気軽に楽しむことができます。

道の駅「とみうら」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/tomiura/
・公式HP:https://www.biwakurabu.jp/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

房総の魅力を押し出した道の駅「おおつの里」「三芳村」

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道の駅「とみうら」から15分圏内で立ち寄れる「おおつの里」は、花摘みができる道の駅です。同じく15分圏内の「三芳村」は、日本酪農発祥の地として乳製品が多数揃っている道の駅です。どちらも房総ならではという魅力に触れられます。

おおつの里は富津館山道路「富浦IC」から降りて約5分。ストレチア、金魚草、多肉植物等、温暖な気候が産んだ南房総の変わった植物を自身の手で摘むことができます(5月~11月は花のオフシーズンのため休止)。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

三芳村も最寄りのインターチェンジは富浦ICで、降りてから約15分というアクセスです。酪農の地らしく、牛乳を始めとした乳製品や加工品を楽しむことができます。また、南房総の人気のハンバーガー屋「ビンゴバーガー」も設置されています。

道の駅「おおつの里」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/ohtsunosato/
・公式HP:https://www.hana-kurabu.jp/

道の駅「三芳村」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/miyoshimura/
・公式HP:https://www.hinanosato.jp/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

房総の海の幸をふんだんに楽しめる道の駅「ちくら・潮風王国」

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「ちくら・潮風王国」も南房総市にあります。最寄りのインターチェンジは同じ「富浦IC」です。海沿いに面した道の駅で、雄大な太平洋を眺めることができます。

ちくら・潮風王国は、海産物直売所が売り場の大半を占めているので、自宅用やお土産用等、房総の海産物を購入するのにピッタリの道の駅です。駅内には大きな生け簀が設置されていて、アワビ、サザエ、伊勢海老といった高級食材も販売されています。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

レストランは、窓越しに雄大な太平洋を眺められる絶好のロケーションです。名物の海鮮丼「王様丼」等、各種メディアにもたびたび取り上げられる驚きの丼も楽しめます。

道の駅「ちくら・潮風王国」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/shiokaze_oukoku/
・公式HP:https://shiokaze-oukoku.jp/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

リニューアルオープンして間もない、道の駅「富楽里とみやま」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
リニューアル前の道の駅「富楽里とみやま」

同じく南房総市にある道の駅「富楽里とみやま」。富津館山道路「鋸南富山IC」のサービスエリアから立ち寄ることができるので、高速道路から降りずに立ち寄ることが可能です。ちなみに東京八重洲駅南口から高速バスが出ていて、約80分で到着できます。

富楽里とみやまは、2023年7月20日にリニューアルオープンをしたばかりという道の駅で、名物の「つみれ汁」、房総の郷土料理「さんが焼き」、イタリアンスイーツ等、充実のラインアップが楽しめます。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

アクセスのしやすさで元々人気の道の駅でしたが、リニューアルで和牛専門店やベーカリーが新たに加わったことで更なる盛り上がりが予想される道の駅です。

道の駅「富楽里とみやま」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/furaritomiyama/
・公式HP:https://www.furaritomiyama.jp/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

まだまだ南房総市には道の駅が!「和田浦WA・O!」「ローズマリー公園」「白浜野島崎」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
道の駅「和田浦WA・O!」

南房総市は、日本の市町村の中でトップタイの8つの道の駅があるというエリアです。

この記事でここまでご紹介した以外にも、日本に数カ所しかない捕鯨基地のある場所ならではというクジラ関連商品が並ぶ道の駅「和田浦WA・O!」。シェイクスピアの世界観を感じられる道の駅「ローズマリー公園」。房総半島最南端の地も近い道の駅「白浜野島崎」。こちらの3つの道の駅も同じく南房総市にある道の駅です。

道の駅ちくら・潮風王国を含めた和田浦WA・O 、ローズマリー公園、白浜野島崎の4つの道の駅は、1時間程度でまわることができる距離にあります。南房総市を観光しながら道の駅を巡ると、それぞれ違った房総の魅力を感じられます。

道の駅「和田浦WA・O!」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/wadaura/
・公式HP:http://wa-o.awa.jp/

道の駅「ローズマリー公園」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/rosemary_park/
・公式HP:https://rosemary-park.jp/

道の駅「白浜野島崎」(南房総市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/shirahamanojimazaki/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

アクセス抜群! 都心から1時間程度で行ける房総の道の駅

房総半島の玄関口にあたる道の駅「木更津うまくたの里」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
画像提供:道の駅「木更津うまくたの里」

千葉県木更津市にある道の駅「木更津うまくたの里」。東京湾アクアラインを抜けて約20分というアクセスの道の駅で、首都圏中央連絡自動車道「木更津東IC」を降りてすぐという場所にあります。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
画像提供:道の駅「木更津うまくたの里」

木更津うまくたの里は、千葉県の名産であるピーナッツが満載という道の駅で、様々な味のピーナッツの量り売り、ピーナッツのUFOキャッチャー等、バラエティに富んだピーナッツ製品に触れることができます。

お食事処は種類豊富で、オシャレな創作うどん等が食べられるので、房総半島への旅の最初のご飯休憩等にもピッタリの道の駅です。

道の駅「木更津 うまくたの里」(木更津市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/umakutanosato/
・公式HP:http://chiba-kisarazu.com/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

小学校をリニューアルした道の駅「保田小学校」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

道の駅「保田小学校」は、千葉県鋸南町にあります。アクセスは富津館山道路「鋸南保田IC」を降りてすぐ、東京駅から1時間半以内に到着できる道の駅です。

保田小学校は、実際に小学校として使われていた校舎や体育館を直売所やお食事処にリニューアルしているので、子どもはもちろん大人も楽しめる道の駅として人気です。小学校をモチーフとしたオリジナル商品が揃っています。

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
画像提供:道の駅「保田小学校」

保田小学校の特徴の一つに挙げられるのが、元校舎の駅舎に宿泊ができることです。実際に使われていた教室にベッドが完備されているので、旅の宿泊地にすることもできます。

また、同じ鋸南町には地ビールの醸造所が入った道の駅「きょなん」もあります。道の駅保田小学校から約10分でアクセスできるので、美味しい地ビールをお土産にするのはいかがでしょうか。

道の駅「保田小学校」(鋸南町)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/hotashogakkou/
・公式HP:https://hotasho.jp/

道の駅「きょなん」(鋸南町)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/kyonan/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

外房エリアの玄関口に存在する道の駅「ふれあいパーク・きみつ」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

道の駅「ふれあいパーク・きみつ」は、君津市にあります。アクセスは、富津館山道路「君津IC」から房総スカイライン経由で約30分の場所に位置しています。

ふれあいパーク・きみつは、東京湾に面している内房エリアから太平洋に面している外房エリアを結ぶ県道24号線沿いに設置されています。複雑な形状の片倉ダム湖が周りを囲むようになっているので、周りの道路からの景色の変化を楽しめます。

君津市のブランド卵や勝浦タンタンメン等、他の道の駅とは違ったお土産が購入できるので、ドライブや観光の休憩がてら、お土産を求めて立ち寄ってはいかがでしょうか?

道の駅「ふれあいパーク・きみつ」(君津市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/fureaipark_kimitsu/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

房総半島の奥に位置する道の駅「鴨川オーシャンパーク」

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に
画像提供:道の駅「鴨川オーシャンパーク」

鴨川市にある道の駅「鴨川オーシャンパーク」。富津館山道路「君津IC」を降りて、1時間半程度でアクセスできます。

鴨川オーシャンパークは、コロッセオやピラミッドのような個性的な建物が特徴的です。漁師町の鴨川市らしい魚料理がお食事処で楽しめるほかに、足湯に入ることができます。

展望台からは漁港を見下ろしながら、遥か遠くまで続く海を眺められるのも人気な理由となっています。

道の駅「鴨川オーシャンパーク」(鴨川市)

・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/chiba/kamogawa_oceanpark/
・公式HP:http://kamogawaocean-park.com/
・千葉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/chiba/

首都圏から気軽に行ける房総の道の駅、クルマ旅の目的地に訪れてみては

個性が光る館山・南房総の道の駅巡り。夏は涼しく冬は暖かい、都心から近いリゾートの房総半島を旅の目的地に

首都圏から簡単にアクセスでき、夏は涼しく冬は暖かいという1年を通して楽しめる場所が南房総地域です。南房総エリアにある道の駅のほとんどがシーズンに関係なく楽しむことが可能で、道の駅ごとに異なった特徴や名産が揃っている、さらに近いエリアに密集しているため回りやすく、観光がてら立ち寄りやすいというのも、房総の道の駅が持つ魅力の一つです。

お出かけ先をお探しの方は房総半島を旅の目的地の候補に、館山・南房総へのお出かけを計画中の方は、この記事でご紹介した道の駅へ遊びに行かれてはいかがでしょうか。