あいおいニッセイ同和損害保険、地域エネルギー開発と資本業務提携
(画像=Igor/stock.adobe.com)

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(東京都渋谷区)は、株式会社地域エネルギー開発(東京都港区)と資本業務提携を行った。

あいおいニッセイ同和損害保険は、MS&ADホールディングスグループに属し、損害保険事業を行っている。

地域エネルギー開発は、地方公共団体と提携し、有機性廃棄物の再資源化・エネルギー化を行っている。地方都市に展開する大手企業出先工場と提携し、工場廃棄物の再資源化・エネルギー化なども展開している。

地域エネルギー開発の技術力と、あいおいニッセイ同和損害保険の地域ネットワーク網を掛け合わせ、地域におけるCO2排出量の削減や廃棄物の再資源化の支援強化を目的に、本提携に至る。

【資本業務提携の内容】
■出資の内容:地域エネルギー開発が実施する第三者割当増資の一部をあいおいニッセイ同和損害保険が引受

■業務提携内容:
実施領域:あいおいニッセイ同和損害保険が連携協定を締結する地方公共団体や地域企業へネクレス※事業を紹介
研究領域:ネクレス※事業に関連する新たな保険商品およびサービスの開発

※ネクレスは、一般的なゴミ(廃棄物・廃プラ)を原料として、発電資源となるカーボン燃料の生成を可能とするシステム。一般的に廃棄物は焼却されるため処理の過程で大量のCO2 を排出するが、ネクレスは焼却処理ではなく乾燥処理をするため、CO2 排出量が大幅に削減できる。

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(提供:日本M&Aセンター)