矢野経済研究所
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調査結果によると、美容医療に興味を有する未経験者(興味層)200名が美容医療を利用しない理由は「費用がかかりすぎる」「安全性に不安」「怖い」が上位に

~20代から50代女性の美容医療に関する消費者アンケート調査~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越 孝)は、美容医療に関する消費者アンケート調査を実施し、20代から50代の女性における美容医療に対する需要などを分析した。ここではその一部を公表する。

1.調査結果概要

全国の20代から50代の女性400名を対象としたアンケート調査結果では、気になる部分・治したい部分は、顔では1位:「しみ・あざ・ほくろ」、2位:「しわ・たるみ」、3位:「にきび・にきび痕」が上位3回答であり、身体では1位:「体毛」、2位:「脚」、3位:「ウエスト」が上位3回答である。

そのうち、美容医療を受けたことのある美容医療経験者200名の施設選択理由は、1位:「価格が明瞭」、2位:「場所が良かった」、3位:「価格が安い」が上位3回答であり、受けた施術では、顔では1位:「しみ・あざ・ほくろ除去」、2位:「二重瞼(埋没法)」、3位「美肌(ケミカルピーリング)」が上位3回答、身体では1位:「脱毛」、2位:「痩身・部分痩せ(脂肪吸引除く)」、3位:「美肌」が上位3回答であった。

2.注目トピック

美容医療に興味のある女性の施術への条件や施術ニーズ

本アンケート調査結果から、美容医療に興味を有する未経験者(興味層)200名が美容医療を利用しない理由は1位:「費用がかかりすぎる」、2位:「安全性に不安」、3位:「怖い」が上位3回答である。また、利用すると仮定した場合のクリニック選択基準としては、1位:「価格が明瞭」、2位:「カウンセリングが親切」、3位:「技術が高そう・症例数が多い」が上位3回答である。

未経験者(興味層)の施術別評価については、「しわ・たるみ取り(フェイスリフト)」「しわ・たるみ取り(注射等)」「しみ・あざ・ほくろ除去」「美肌(顔)」「痩身・部分痩せ(脂肪吸引除く)」「美肌(身体)」「脱毛」の7施術について、「安全なら施術したい」という回答が最も多かった。未経験者(興味層)でも、価格の改善や安全性の担保など諸条件が整えば施術したいとする回答が多いことがわかった。

調査要綱

1.調査期間: 2023年3月~5月
2.調査対象: 美容医療を受けたことのある美容医療経験者20代~50代の女性200名、美容医療に興味を有する未経験者20代~50代の女性200名
3.調査方法: インターネット消費者調査

出典資料について

資料名2023 美容医療の展望と戦略 ~消費者調査編~
発刊日2023年05月29日
体裁A4 223ページ
価格(税込)110,000円 (本体価格 100,000円)

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