マクニカ、中東のCyberKnight社を買収へ
(画像=unik/stock.adobe.com)

株式会社マクニカ(神奈川県横浜市)は、CyberKnight Technologies FZ-LLC(アラブ首長国連邦 ドバイ、以下CyberKnight社)を買収することで合意した。

マクニカは、マクニカホールディングス株式会社(3132)の子会社で、半導体・集積回路・電子機器などの電子部品の開発・輸出入・販売を行っている。
2016年に台湾のiSecurity社、2017年にはシンガポールのNetpoleon社をグループ会社化し、セキュリティ事業の進出地域を東アジア、ASEANを中心に強化していた。

CyberKnight社は、中東のサイバーセキュリティ会社。中東地域全体をカバーし、6か国(UAE、サウジアラビア、カタール、クウェート、エジプト、ヨルダン)で事業展開している。

本件M&Aによりマクニカは、活動範囲を中東に拡大して成長を図るとともに、今後トルコやアフリカなどの近隣地域への拡大も視野に入れる。

さらに、日本市場に提供している独自の技術サービスをCyberKnight社が強みとしているゼロトラストセキュリティの専門性と掛け合わせ、さらに高度な技術サービスを中東市場に提供していく。

その他サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら