チエル、連結子会社間で吸収合併へ
(画像=BillionPhotos.com/stock.adobe.com)

チエル株式会社(3933)は、連結子会社である株式会社昭栄広報(東京都千代田区)と株式会社VERSION2(北海道札幌市)の合併を決定した。

昭栄広報を存続会社とし、 VERSION2を消滅会社とする吸収合併方式。

チエルは、学校教育ICT(情報通信技術)専業メーカー。ICTを活用した教材やシステムを開発・提供している。

昭栄広報は、高校生向け進学説明会、ガイダンスの企画運営、各種進学ガイドブックの発行を行っている。既存事業のICT化を進めていたが、ICTに精通した要員の不足から、早期の収益化およびサービスレベルに課題があった。

VERSION2は、大学・企業を主な対象としてeラーニングシステム「GLEXA」の展開や、オープンソースシステムの構築・運用を手掛けている。本社が札幌市という地理的な制約から、エンジニア不足や、販売パートナー施策の進捗が遅れている点を課題としていた。

本合併により、昭栄広報とVERSION2の課題解消を図るとともに、グループ経営の効率化を図る。

・今後の予定
効力発生日 2023年7月1日

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら