日本製鉄株式会社(5401)は、Teck Resources Limited(カナダ バンクーバー、以下Teck社)が製鉄用原料炭事業をスピンオフし、Elk Valley Resources Ltd.(カナダ バンクーバー、以下EVR社)として分離・上場することにあわせ、EVR社の普通株式等の一部を取得する出資契約をTeck社と締結した。
日本製鉄は、大手鉄鋼メーカー。製鉄、エンジニアリング、ケミカル・マテリアル、システムソリューションの各事業を展開している。
Teck社は、銅・亜鉛・製鉄用原料炭等の採掘・販売を手掛ける総合資源企業。
EVR社は、製鉄用原料炭の採掘・販売を行っている。
日本製鉄は、必要とする鉄鋼原料の安定調達に加え、上場後のEVR社普通株式の追加取得等により、将来的にEVR社を持分法適用会社とすることを見込む。
また、これにより、外部環境に左右されにくい連結収益構造へ転換を図る。