テーオーデパート、携帯電話代理店事業を兼松コミュニケーションズに譲渡へ
(画像=tatsianamaphoto/stock.adobe.com)

株式会社テーオーホールディングス(9812)は、連結子会社である株式会社テーオーデパート(北海道函館市)が運営する携帯電話代理店事業を、兼松コミュニケーションズ株式会社(東京都渋谷区)へ譲渡する。

【譲渡する事業内容】
・北海道道南地区における携帯電話代理店事業、および携帯電話機器等の販売事業

テーオーホールディングスは、デパート業、自動車ディーラー、住宅事業などを行うグループの持株会社。

テーオーデパートは、消費者ローン事業、携帯電話代理店業のほか、衣料品・家具・生活家庭用品や輸入ブランド商品の販売業を行っている。

兼松コミュニケーションズは、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクなど通信キャリアの一次代理店として、移動体通信機器の販売を全国で展開している。兼松株式会社(8020)の完全子会社。

テーオーホールディングスは、北海道道南地区の顧客獲得に向け事業展開していたが、携帯電話業界の需用飽和などにより顧客の獲得に伸び悩んでいた。

事業ポートフォリオの再構築を進める中、モバイル事業においてのノウハウを持ち、全国で120以上の店舗を運営している兼松コミュニケーションズへの譲渡を決定した。

・今後の予定
譲渡日 2023年4月1日

建材・金属材料等卸売業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら