三菱HCキャピタル、不動産融資を行う子会社ダイヤモンドアセットファイナンスをSBIグループへ譲渡
(画像=oka/stock.adobe.com)

三菱HCキャピタル株式会社(8593)は、連結子会社であるダイヤモンドアセットファイナンス株式会社(東京都千代田区)の全保有株式の譲渡を決定した。
譲渡先は、SBIホールディングス系列の株式会社キーストーン・パートナース(東京都千代田区)が運用するファンドの投資先となる合同会社パール(東京都千代田区)。

三菱HCキャピタルは、三菱グループの大手総合リース会社。

ダイヤモンドアセットファイナンスは、法人向け不動産融資、個人向け投資用マンション融資、不動産賃貸事業を行っている。

キーストーン・パートナースは、ファンド運用業を行っている。組成するファンドへの投資家に対して、コンサルティングサービスなどを提供している。

合同会社パールは、金銭債権の取得、保有および処分等の事業を行っている。

本件は、三菱HCキャピタルのポートフォリオ最適化の一環で、今後、不動産部門における注力事業へのリソース集中や収益力向上を図っていく。

三菱HCキャピタルは、居住用不動産関連ファイナンスを主要事業領域とするダイヤモンドアセットファイナンスの強みをより一層発揮するためには、同領域を得意とする金融機関、事業法人との連携が重要と考え、本株式譲渡を決定した。

【今後の予定】
株式譲渡実行日:2023年3月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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