キリンHD、Myanmar Breweryの全株式譲渡、ミャンマー事業から撤退へ
(画像=NOBU/stock.adobe.com)

キリンホールディングス株式会社(2503)は、キリンHDの子会社であるKirin Holdings Singapore Pte. Ltd. (シンガポール、KHSPL)が保有するMyanmar Brewery Limited(ミャンマー・ヤンゴン、MBL)の全株式を、MBLに譲渡すること(MBLによる自己株式取得)を決定した。譲渡価額は、約224億円(3,240億MMK)を予定している。

キリンHDは、酒類・飲料事業をグループの基盤事業として、食領域・ヘルスサイエンス領域・医領域に事業を展開している。

KHSPLは、東南アジアにおける総合飲料事業戦略の策定と実行を行っている。ミャンマーとベトナムに酒類・飲料事業を行う事業子会社を持つ。

MBLは、ミャンマーにおいてビールの製造・販売を行っている。

キリンHDは、2022年2月よりミャンマー事業から撤退する方針のもとにMEHPCLと協議を進めてきた。現地従業員や取引先などへの影響を考え、早期の合弁解消を図る手段として、MBLによる自己株式取得が最適な手段であると判断し、本件に至る。

・今後の予定
譲渡契約締結日および株式譲渡期日は未定
(提供:日本M&Aセンター

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