「~STAND WITH UKRAINE~“世界中 平和であるよう願いを込めて”」、清酒「世流義(せるぎ)UKRAINE」、本格麦焼酎「PEACE FOR UKRAINE」/ルネサンス・プロジェクト
(画像=「~STAND WITH UKRAINE~“世界中 平和であるよう願いを込めて”」、清酒「世流義(せるぎ)UKRAINE」、本格麦焼酎「PEACE FOR UKRAINE」/ルネサンス・プロジェクト)

ルネサンス・プロジェクト(福岡市)はこのほど、本格麦焼酎「PEACE FOR UKRAINE」(720ml/税抜1200円、アルコール分23%、深野酒造製)、「~STAND WITH UKRAINE~“世界中 平和であるよう願いを込めて”」(720ml/1200円、アルコール分25%、宗政酒造製)、清酒「世流義(せるぎ)UKRAINE」(720ml/1600円、アルコール分15%、佐々木酒造製)を発売する。

今回発売する商品は駐日ウクライナ大使館とタイアップした商品で、セルギー・コルスンスキー大使も商品開発に参加した商品。ルネサンス・プロジェクトの中村鉄哉社長によると、そごう・西武では全店で採用が決まっているという。

5月26日には商品発表会を開催し、ルネサンス・プロジェクトの中村社長と各商品を製造したメーカーの代表、加えて駐日ウクライナ大使のセルギー大使が登壇し、今回のプロジェクトの目的などを説明した。

中村社長は「ウクライナでは普遍的な価値である自由や人権に対する危機が迫っており、市民が被害にあっている。どういう形で支援し、我々としてもどう生きるか、どうあるべきかを考えたときに、身近な仕事の中でウクライナを応援することができないかと思い立ち、セルギー大使に相談したところ即断即決で賛同いただき、プロジェクトが始まることとなった」とプロジェクトの経緯を説明し、「“義によって助太刀致す”といった“日本の美学”でもって、ウクライナの状況を我々の提案で少しでも良くすることができればと考えている」と話した。

加えて、ウクライナ産のスパークリングワインや健康食品の輸入なども発表した。「黒海に面するオデーサには立派なワイナリーも多い。現在は海が封鎖されているため輸入は難しいが、解除されたときには輸出するという声も頂いた。様々な形で支援を進めていきたい」とした。

セルギー駐日大使は「品質の良い日本のお酒にかかわることができるとともに、ウクライナの支援にも協力してもらえるプロジェクトということで喜んで引き受けた。“ウクライナ支援のプロジェクト”という側面だけでなく、中身もデザインも選定も厳しく行った。ぜひ日本の消費者に手に取ってもらえれば幸いだ」と今回のプロジェクトについて述べた。

セルギー・コルスンスキー大使
(画像=セルギー・コルスンスキー大使)

また、自身の名前が入った清酒「世流義」については「自分の名前が入っているのも商品特徴の1つだが、それぞれに当てた漢字の意味の大切さを世の中に訴えていきたい。また、製造元の佐々木酒造がある京都市は、私の故郷であるキーウと50年前から姉妹都市提携を行っている。キーウには“京都通り”や“京都公園”といった京都にまつわる施設も多く、幼い頃から憧れを持っていた。その京都と関わることになるとは夢にも思っていなかった」と話した。

〈酒類飲料日報2022年5月27日付〉