(株)グリーンハウスはこのほど、公益社団法人日本栄養士会が取り組む「栄養ケア・ステーション」事業の、「認定栄養ケア・ステーション」認定を取得したことを発表した。
「認定栄養ケア・ステーション」とは、管理栄養士・栄養士が栄養ケアを行う地域密着型の拠点として、日本栄養士会の認定を受けた事業所をいう。地域住民や医療機関、自治体、健康保険組合、民間企業などを対象に管理栄養士・栄養士を紹介し、用途に応じたさまざまなサービスを提供するものだ。
今回認定を取得した事業所は、本社およびホテルグランバッハ東京銀座の2カ所。全国展開をしている大手コントラクトフードサービス企業およびホテルでの認定の取得は初めて。
グリーンハウスはこれまで、毎日の食事を通した栄養管理や健康・栄養についての専門的な情報の提供、栄養相談、特定保健指導、セミナーの開催など、さまざまな健康サポートサービスを展開してきた。また、これらの知見やノウハウを背景に、AI食事管理アプリ「あすけん」を開発・運用しているほか、2021年11月に開業した自社ブランドホテル「ホテルグランバッハ東京銀座」では、お客様のホテルライフや健康に関するサポートを行う、管理栄養士の資格を持つウェルネスフード・コンシェルジュが常駐、また全国4拠点にて展開するホテルグランバッハにおいても、食とウェルネスの体験に関する様々な商品並びにサービスの提供を進めている。今回の認定を機に、これらの取り組みを地域住民へ広げ、新たなサービスの開発・展開を進めて行く考えだ。
「グリーンハウスグループは、『未来のGREEN、食がつなぐSDGs』として、食を通した人々の健康づくりへの貢献や、お客様や地域社会のパートナーとの連携や協業で社会的課題を解決することなどをSDGs推進の最重点テーマとしていく。今回の認定を受け、当社はお客様や地域の皆さまの健康に貢献できる活動をさらに進め、社会と共有する価値の創造とSDGsの実現を目指していきたい」。(グリーンハウス)