リコー、富士通の子会社でスキャナーメーカーのPFUを連結子会社へ
(画像=Song_about_summer/stock.adobe.co)

株式会社リコー(7752)は、富士通株式会社(6702)から、富士通の子会社である株式会社PFU(石川県かほく市)の普通株式の一部を取得することを決定した。本株式取得によって、PFUはリコーの連結子会社になる。
議決権所有割合は80.0%となる。取得価格は、アドバイザリー費用等も含め約84,200百万円。

リコーは、デジタルサービス、デジタルプロダクツ、グラフィックコミュニケーションズ、インダストリアルソリューションズ等の事業を展開している。

富士通は、ICT分野において各種サービスを提供、電子デバイスの開発・製造・販売から保守運用までを総合的に提供する、トータルソリューションビジネスを行っている。

PFUは、ドキュメントスキャナー、インダストリーコンピューティング製品などのハードウエアおよび、セキュリィ・文書管理などのソフトウエアやサービス、ITインフラ構築や他企業と提携したマルチベンダーサービス等を行っている。

本件M&Aにより、リコーは、顧客のドキュメントワークフロー変革を支援するデジタルサービスの展開、国内におけるITマネジメントサービス機能の強化、産業用コンピュータ事業でのシナジーによる安定収益の創出を図る。また富士通グループと、それぞれの目指す「デジタルサービスの会社/DX企業」を実現するために、両社の得意分野を補完・強化する、アライアンス関係の構築を目指す。

・今後の予定
株式取得実行日 2022年7月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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