三菱商事、連結子会社の三菱商事・ユービーエス・リアルティの全株式をKKRグループに譲渡へ
(画像=kurosuke/stock.adobe.com)

三菱商事株式会社(8058)は、連結子会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(東京都千代田区、MC-UBSR)の全株式を、KKR & CO. INC.(KKR)の間接子会社である76株式会社(東京都千代田区、76社)に譲渡することを決定した。

なお、76社はUBS Asset Management AGが所有するMC-UBSRの全株式(発行済株式数の49%)の譲受も決定しており、一連の株式譲渡によりMC-UBSRは76社の完全子会社となる。
譲渡価額は、1,157億円。取得割合は、51%から0%となる。

三菱商事は、2000年にUBS Asset Management AGと合弁で設立したMC-UBSRを通じてJ-REIT市場における不動産運用事業に参画していた。
76社は、持株会社。

三菱商事は、事業ポートフォリオの入れ替え・強化に継続的に取り組み、不動産運用事業においては私募REIT、私募ファンド、海外運用事業を主な成長領域としてさらなる事業展開を進める会社方針の下、MC-UBSRの全株式をKKRに売却することが最適と判断したため、本件譲渡を決定した。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2022年4月
(提供:日本M&Aセンター

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