日本とアジア、世界をつなぐ国際食品・飲料総合展示会「FOODEX JAPAN2022(第47回国際食品・飲料展)」が2022年3月8日に千葉市の幕張メッセで開幕しました。アジア最大級の食品・飲料総合展示会に今回、日本M&Aセンター食品業界支援室が初出展しました。展示会では“食”に関わる最新情報や新サービスがお披露目され、4日間のイベントには国内外の1,500社以上の約1,600ブースが一堂に会しました。
展示会は近年のトレンドが色濃く反映され、コロナ禍でも活況でした。大豆ミートや植物肉などのビーガンをテーマにしたブースも多く並び、増える在宅時間で重宝されている冷凍食品の特集ブースも設けられる盛況ぶりでした。各ブースでは来場者が試食をしながら担当者から話を聞き、楽しく商談をしている様子も伺えました。
「こんにちは、M&Aの最新書籍をお配りしております」
情報・サービスエリアの一角にブースを構えた日本M&Aセンターは他のブースのように食品こそ扱っていないものの、午前10時の開場から1時間程度で30人以上の来場者が足を止めて、コンサルタントと名刺交換が行われていました。日本M&Aセンターが出版した食品業界のM&Aトレンドを紹介する書籍を配り、互いの会社紹介にも花が咲いていました。
日本M&Aセンター食品業界支援室では、これまで丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスや九州のソウルフード「ブラックモンブラン」を販売する竹下製菓、サッポロホールディングスのグループ会社であるサッポロライオンなどのM&Aを支援してきました。今回の初出展の狙いについて江藤恭輔室長は「出展の目的は食品メーカーの経営者の方々との接点を増やし、最新の食のトレンドを把握することです」と語ります。食品業界支援室からは延べ7人がブースで対応し、商談のご案内を行います。「M&Aに興味があってブースを訪れてくれる経営者の方々もいます」と、予想以上の反響ぶりに企業のM&Aの注目度の高さを感じさせました。
出展のまとめ役を務めた食品業界支援室の松原鵬博さんは「展示会では全国から集まる経営者にお会いできます。過去の展示会で知り合った企業からM&Aの依頼を受けた事例もありました」と自信をのぞかせました。FOODEX JAPAN2022は3月11日まで開催中。日本M&Aセンターは今後も全国で開催される展示会にも出展し、多くの経営者の方々とお会いできることを楽しみにしております。