日揮HDの連結子会社、昭和電工マテリアルズよりセラミック事業を譲受けへ
(画像=zephyr_p/stock.adobe.com)

日揮ホールディングス株式会社(1963)は、連結子会社でグループの機能材製造事業会社である日本ファインセラミックス株式会社(宮城県仙台市)が、昭和電工マテリアルズ株式会社(東京都千代田区)のセラミック事業を譲受けることを決定した。

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本件に伴い、昭和電工マテリアルズは、新設完全子会社に対し、本事業を吸収分割の方法により承継させ、新会社の全株式を日本ファインセラミックスが譲り受ける。

日揮HDは、グループ戦略立案および事業会社の統括管理などを行っている。
連結子会社の日本ファインセラミックスは、炭化ケイ素や窒化ケイ素などのファインセラミックス、独自の金属セラミックス複合材料(MMC)、薄膜集積回路を形成したセラミックス基板の製造販売事業を展開している。

昭和電工マテリアルズは、機能材料および先端部品・システムの製造・加工および販売事業を行っている。

本件により、日揮HDは、半導体や次世代自動車等の成長分野における新製品開発の実現性向上を目指す。

・今後のスケジュール
会社分割および株式譲受実行日 2022年7月1日
(提供:日本M&Aセンター

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