全米販ごはん彩々賞「豊作と感謝」、東米商グッドスマイル賞「がんばった分だけごはんがおいしい」
(画像=全米販ごはん彩々賞「豊作と感謝」、東米商グッドスマイル賞「がんばった分だけごはんがおいしい」)

全国土地改良事業団体連合会(二階俊博会長)はこのほど、全国の小学生らを対象にした「『ふるさとの田んぼと水』子ども絵画展2021」入賞作品を公表した。

子どもたちに田んぼや農村に関心を持ってもらい、田んぼやため池、生き物、それらにまつわる文化などの風景を通して、子どもたちに関心を持ってもらうことが目的。

2021年は4,120点の応募があり、入賞33点、地域団体賞45点、入選150点を決定した。コロナ禍のため授賞式は開催しないものの、受賞作品は東京・上野の東京都美術館で12月4〜11日に展示した。

入賞のうち「全米販ごはん彩々賞」には、広島県の内藤弥比古くん(4歳)が描いた「豊作と感謝」が選ばれた。里山の生き物たちが豊かな自然と稲の豊作に感謝しておにぎりパーティーを開く絵で、全米販の木村良理事長は「豊作への感謝の気持ちがみごとに描かれています。私もおにぎりパーティーに参加したいですね」とコメントしている。

また、「東米商グッドスマイル賞」に選ばれたのは、熊本市立帯山小学校6年生の栁澤花音さんが描いた「がんばった分だけごはんがおいしい」。栁澤さんは「田んぼの横に座って楽しそうにお弁当を食べていることが、実は一番幸せな時間だと感じたから」と絵の意図を話しており、東米商の須賀稔理事長は「ふたりのやさしい笑顔と幸せな時の流れが感じとれる素敵な作品ですね。これからもたくさん描いて下さい」とエールを送った。

〈米麦日報2021年12月15日付〉