大日本印刷、イリモトメディカルと遠隔画像診断のDXを目指し資本業務提携
(画像=natali_mis/stock.adobe.com)

大日本印刷株式会社(7912、DNP)と株式会社イリモトメディカルは、健康診断の画像診断における事業競争力の強化・拡大を目指して、資本業務提携を行うことを決定した。

【印刷業界のM&A】

DNPは、印刷事業、飲料事業を展開、2002年よりメディカルヘルスケア分野の研究開発・事業化を進め、画像解析技術などを開発するほか、診断支援サービスを提供している。

イリモトメディカルは、放射線科診断専門医による画像診断支援を提供する、遠隔読影の大手事業者。

近年、通信ネットワークを利用して撮影した胸部X線画像等の画像を送信し、病気の有無や程度を診断する遠隔読影のニーズが拡大。受診率が増加傾向である健康診断には胸部X線画像などの診断があり、読影のさらなる品質向上と一層の迅速な対応が求められている。

本提携により、大日本印刷は、大量な画像のより迅速な処理が求められる読影に対して、AIを活用した画像診断支援のワークフロー最適化と診断精度向上を目指し、ヘルスケア画像診断領域のDXを推進させる。 また、AIによる読影診断の精度向上と迅速化を実現し健康診断における予防医療への貢献を目指す。
(提供:日本M&Aセンター

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